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ドイツ/ケルン2特派員ブログ 新井 麻里

ドイツ・ケルン2特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


ケルンといえば、ケルン大聖堂!


毎年平均600万人もの観光客がケルン大聖堂を訪れています。
しかしケルン大聖堂のてっぺんまで登れることは意外と知られていません。
全長157m、1880年に建設完了した時点では世界で最も高い建物でした。


というわけで早速登るとどんな感じなのかご報告しようと思います。


入り口は大聖堂南玄関を正面に右側の階段を降りて左手にあります。
1969年に修復のため、大聖堂の周りを掘った際に出土した古代ローマの倉庫が
入り口入ってすぐのところで見られます。

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入場料は4ユーロですが、学生の場合は半額です。
日本の学生証でも学生料金で入れてくれる場合があるので、チャレンジする価値はあります。


登るのは南の塔、片道523段でエレベーターはありません。
足腰に不安がある方は避けた方がいいかもしれません。


個人的には階段を登ること自体はそこまで大変ではないのですが、
延々螺旋階段が続くので、疲れるより目が回ります。
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しかも見ての通り、階段の幅が狭いのに登る人と降りる人が同じ階段を利用するので、
途中何度も階段を譲り合わないと行けない場面も!
大きなお腹の人が来ると、かなりぎゅうぎゅう詰めです!!


ちょうど真ん中あたりの高さまで登ったところにある扉から中に入れるところがあります。
(現在2018年夏時点では残念ながら、修復中なのか閉鎖中です)


扉の先には大聖堂の鐘を見ることができます。
一番大きな鐘はSt. Peterの鐘です。

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除夜の鐘のごとく鳴らせるのかとワクワクしましたが、そのようなサービスはありませんでした。
大聖堂で一番大きな鐘であるSt. Peterの鐘は、ケルンの方言でDicker Pitterまたは
Decke Pitterという愛称で呼ばれています。
意味は「大きなピーターの鐘」です。


ちなみにSt. Peterの鐘の前には皇帝の鐘(KaiserglockeまたはGloriosa)と呼ばれる鐘があったのですが、
第一次世界大戦中に音が良くないのを理由に、武器鋳造のために溶かされてしまったという歴史があります。
その後1923年に取り付けられたSt. Peterの鐘は、鳴らすことができる世界で最も大きな鐘です。
重さはなんと24000kg!奈良の大仏像が25000kgですので、驚くべき大きさです。


さらに95段登るとようやく拓けた場所に出ます。
ひんやりとした石造りのベンチで一休み。

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窓からは他の塔の一部や青い空が見えて、穏やかで静謐な空気が流れています。
かいた汗が引いたら、部屋の中央にそびえ立つ最後の135段が待っています。


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高所恐怖症の人には、少し怖いかもしれません。
私は何度登っても怖いです。


しかしここを登らないと大聖堂を登った醍醐味を味わえません!

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階段を登り切って、上を見上げると塔の先端が中から見えます。

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見えているのはここ!

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あとは高さ97.25mからの眺望を楽しむだけです。

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塔の周りをぐるっと歩くことができます。

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柵からかなり腕を伸ばさないと届かないようなところにまで落書きがあります。
落書きがそこら中にあるのは残念ですが、それ以上に景色が素晴らしいです。


ケルン大聖堂は世界遺産に登録されているため、ケルン市は周囲にケルン大聖堂よりも
高い建物を建てることができません。そのおかげでケルン市の景色がより楽しむことができます。

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ライン川にかかるホーエルンツォレルン橋。


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隣の塔も見えます。


一通り見たら、最後に登った階段とは別の階段から先ほどの拓けた場所に降りて、
残りは同じらせん階段を降りていきます。
実は行きより帰りの方が辛い螺旋階段。


足元を見ながら降りるので、ぐるぐるぐるぐる目が回ります。
転ばないようゆっくり自分のペースで降りてください。


時間にして20-30分ほどです。
天気が良いには是非登ってみてください。地上とは異なった街並みを楽しめます。


2018年8月15日

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ドイツは空気がとても乾燥しています。夏なんて暑さと乾燥で火災が起きるほどです。
そんな環境で肌に不調を覚えない方は少ないはずです。
少なくとも私は使用する美容液やクリームの量が大幅に増えたにも関わらず、
ふとした時に肌がバリバリになります。


そしてこの乾燥具合は、旅行という短期間でも実感される方はとても多いと思います。
観光案内をしていても老若男女問わず、化粧水やクリームを買い足したいという要望がよくあります。
(残念ながら、ドイツには日本にあるようないわゆる保湿化粧水という商品は販売されていません。)


乾燥をどうにかしたい!長旅の疲れを癒したい!ドイツの雑なサービスに疲れた!!


そんな方にオススメなのが、ドイツ発のエステBabor Beauty Spaです。
私自身Babor Beauty Spaは心と体のオアシスと言っても過言ではありません。


Baborは1955年以来の歴史があるアーヘン発のドクターズコスメブランドです。
フォーシーズンズやリッツカールトンなどの高級ホテルグループや高級スパで
使用されています。


そのBaborが直営しているエステサロンがケルンには3店舗(デュッセルドルフには1店舗)あります。
1つは街の中心にあるので、そこが一番行きやすいと思います。テレビ局があるケルン、芸能人も御用達です。


ウェブサイトはこちら:Babor Beauty Spa Köln




残念ながらドイツのサービスは日本ほど丁寧ではありません。
しかしここBaborでは、ドイツにいることを忘れてしまいそうなおもてなしを受けることができるのです!


白を基調としたサロンに入ると、物腰柔らかなエステティシャンが出迎えてくれます。


その日の肌の状態に合わせて施術を行ってくれますので、時間さえ合えば予約したコースを変更することも可能です。
指圧はあまり重視されていないので、痛気持ちいいのが良い方はタイマッサージに行った方が
いいかもしれませんが、リフトアップ効果はお墨付きです。


一番お手頃価格で60分65ユーロのお急ぎコースです。
私がオススメなのは、コラーゲン・ブースター90分コースです。お肌にハリが出て、
リフトアップ効果もバッチリです。ベーシックだと99ユーロ、マスクをプラスすると119ユーロ、
さらにリフトアップに特化したマスクの場合は129ユーロ(顎がシャープになります!)です。


ニキビが気になる方はビタミンCのコースです。こちらはコラーゲン・ブースターよりも
お手頃価格です。他にもメンズ向けや10代向けのコースもあります。
全身マッサージは60分79ユーロからです。


もちろんラグジュアリー・コースもありますよ!


リラックスミュージックが流れる個室に通され、可動式のベッドに寝そべってマッサージを受けます。
選んだコースによってはシャワーを浴びることもできます。


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施術が終わると、飲み物が聞かれるのですが、オススメは新鮮な果物のスムージーです。
たまにフルーツの盛り合わせを出してくれることもあります!




さてヨーロッパのエステに行く前に1点注意していただくことがあります。


それはズバリ。
痛みが伴う!ということ。


日本では鼻などの毛穴汚れは機械を使って処理してくれますが、
ヨーロッパでは指と爪を使います。


Baborでは手袋をはめて行いますが、素手で毛穴から汚れを搾り取るところもあるので要注意。
しかも鼻だけならまだしも、頰やあご、髪の毛の生え際などありとあらゆるところから
汚れを搾り取られます。その搾り取られる時の激痛と言ったらありません。


こめかみなんて普段つねりませんから、初めて爪で絞られた時は衝撃でした。


毛穴が小さい場合には、細い針でちくりと刺され、穴を広げて汚れが取り除かれます。
その後すぐと施術の終わりに消毒をしてくれるので、化膿することはありません。


同じ要領でニキビがある時にも細い針で穴をあけて、芯を取り除いてくれます。
腫れたニキビが施術後に鏡で確認するとほぼなくなっていて、感動的です。
針は爪で搾られるのに比べたら微々たる痛みです。


これらの処置を受けた後はどうしても肌にダメージがかかるので、
私の場合は、鼻の薄皮が数日後にめくれることがよくありました。
それを見越して保湿を多めにすることをオススメします。


もちろん!事前に断ることもできます。


Baborでは、眉毛も整えてくれます。エスティシャンは美容師ではないので、
全てピンセットで行われるため、毛を抜かれるのが嫌な方は事前に断りましょう。
(眉毛を整えるか最初に聞かれます)




前述した通り、Baborはもともとドクターズコスメブランドです。
施術に行われるのも全てBaborの製品です。
気に入った製品があれば、受付で買うことができます。
しかもBaborはなかなか太っ腹なので、何かを購入すると必ず10ユーロ以上相当の製品を
おまけでプレゼントしてくれます!


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クリスマスシーズンはなんと、美容液を含む豪華なクリスマスプレゼントをくれました♪


ちなみにオススメのアンチエイジング美容液は、REVERSIVE anti-aging serumとDual Face Lift Serumです。
製品名は全て英語で、添付されている取扱説明書は様々な言語が記載されています。
(残念ながら日本は公式輸入していないので、日本語はありません)


最後に。
予約は電話以外にこちらのフォームからできます。
Wunschterminに希望の日時を記入し、Ihre Nachricht an unsにドイツ語ができない旨を伝えれば、
英語ができるエスティシャンが担当してくれます。コメント欄にはメールでのやり取りを希望すれば、電話もかかってきません。


Schildergasseが街の中心にあるサロンです。


Baborで素敵な時間をご堪能あれ!




Babor Beauty Spa(製品や会社についてのウェブサイト)
ケルンのBabor公式サイト
住所:Schildergasse 39, 50667 Köln Innenstadt
電話番号:0221 / 277 44 779
営業時間:平日 9:30 - 18:30 土曜 10:00 - 18:00
(店舗により営業時間は異なります)


2018年8月 6日

17世紀の街並みが残るフロイデンベルクについて、以前記事で紹介しましたが、
ケルンがあるノルトライン=ヴェストファーレン州には、他にも古い街並みがそのまま残る町があります。
そのひとつがレーダ=ヴィーデンブリュック(Rheda-Wiedenbrück)。


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フロイデンベルクの旧市街のように街から孤立して、古い街並みが残っているのではなく、
レーダ=ヴィーデンブリュックは17世紀に建てられた古民家が再開発により、
商店やレストラン、ホテルとして利用されています。


レーダ=ヴィーデンブリュックはもともとレーダ市とヴィーデンブリュック市という2つの市だったのですが、
1970年に行われた地域編成により一つの市になりました。




レーダ=ヴィーデンブリュックへの行き方


ケルンからはICEまたICに乗って、Hamm(Westf)駅で乗り換えて一本(RE)です。
およそ2時間かかります。
Hamm以外に大きな都市はギュータースロー、リップシュタット、ビーレフェルトなどが
挙げられますが、乗り換えはHamm(Westf)がオススメです。

ドルトムントからならHamm(Westf)を経由して1時間10分ほどで到着します。




ランゲ通りの街並み


とりわけもともとヴィーデンブリュックだったランゲ通りには、木組みの建物が立ち並んでいます。


「レーダ=ヴィーデンブリュックは古い家があって素敵だよ」と聞かされて訪れた私ですが、
現代家屋が並ぶ中ちょこちょことしか古い家がなかったので、なんだ大したことないないじゃん!とがっかりしていたら、
ランゲ通りに入った途端17世紀の町でした。通りのどこを見ても切妻造りの木組みの家。


フロイデンベルクが隔絶されたモノクロの街並みだとしたら、レーダ=ヴィーデンブリュックは
赤い三角の屋根に色鮮やかな彫刻の装飾が木組みに彫られていて、見ていて飽きません。
これらの家をディーレンハウスと呼びます。同じ17世紀に建設された建物なのに印象が全然違います。




ヴィーデンブリュックの歴史は少なくとも8世紀まで遡ることができます。
一方レーダは11世紀まで文献にあらわれることはありません。


10世紀にはヴィーデンブリュックに当時の神聖ローマ皇帝の宮殿があったとされています。
その後も開発は進み、17世紀には近辺地域で最古のギムナジウムが設立されました。


今でもレーダ=ヴィーデンブリュックのランゲ通りに残る古民家は15世紀前後に建てられたものばかりです。

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建物の大きなアーチの門。
今はただの出入り口として利用されていますが、当時は馬車が中に入れるようになっていたんです。

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こちらの門は美しい装飾が施されています。


レーダ=ヴィーデンブリュック、町一番のホテルはこちら。
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Romantik Hotel Ratskeller Wiedenbrückです。
古城や古民家などを利用したロマンティックホテルの1つで、もともとヴィーデンブリュックの市庁舎だった地下の
ビヤホールだったところです。Ratskellerは市庁舎の地下にあるビヤホールを意味します。基本的には町の中心地にあり、
ここでも例外ではありません。すぐそばには広場や大きな教会(聖エギディウス教会)があります。
私が訪れた時は残念ながら、教会は修復工事中でした。


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さて続いてはホテル内部です。
こちらはシングルベットルームですが、どこの部屋もアンティーク家具のある素敵な部屋でした。
アンティーク好きにはたまらないはず!


ホテルにはバーとレストランがあります。日曜日の晩にバーは閉まっているので、
ご注意ください。ホテル斜め向かいにあるアイスクリーム屋さんは遅くまでやっていました。


朝ごはんは午前11時まで簡単なビュッフェを提供してくれるのは嬉しいところ!
朝をのんびり過ごしたい方にはオススメです!


街のそこかしこにいる謎の人形


レーダ=ヴィーデンブリュックに来て、見逃せないというよりは目について仕方がないのが
この人形たちです。

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町のいたるところにいるのですが、人間大か人間よりも一回り大きいです。
1体の重さは平均95kg。なんとも言えない表情をしています。
夜に何も知らずに佇んでいるのを見たら、悲鳴をあげそうです。

レーダ=ヴィーデンブリュック15.jpg

調べたところ2017年3月の時点で合計80体おり、地元の芸術家であるChristel Lechnerによる
「Everyday people」という作品だそうです。

ちなみに毎年展示される場所は変わり、年々その数も増えているので、
近くに住んでいれば、毎年何がどこにいるのか見て回るのも面白いかもしれません。


参考記事はこちら(ドイツ語)


2018年7月31日
2018年7月24日
2018年7月 9日
2018年6月26日
2018年4月 3日
⇒すべての記事を見る

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  • 特派員プロフィール
  • ケルン2特派員

    ケルン2特派員
    新井 麻里
    結婚を機に2015年ドイツに移住しました。本業の英日翻訳をする傍ら、ケルン・ボン・デュッセルドルフを中心に観光ガイドや通訳も行っています。ケルンを中心に日本ではあまり馴染みのないドイツの文化を紹介していきます!美味しい食べ物に目がないのでレストラン情報やドイツ料理について多くなりがちですが、ドイツに少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。 DISQUS ID @disqus_AjdakSpH0c

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