スリランカ「モテ」考

公開日 : 2010年04月15日
最終更新 :
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写真:ホテルで出会ったスリランカのお嫁さん

(今回はスリランカの結婚式の様子で写真をまとめてみました)

スリランカンにスリランカのモテる女性ってどんな人?と尋ねると人によって違う答えが返って来ます。

実際街中に掲げられているポスター等を見ていても、多種多様な美形があふれています。すっごく痩せている人もいれば、サリーからふくよかなお腹を出して平気で歩いている若い女性も沢山います。

(日本の若い女性だとあの下腹を気にして、サリーは着れないだろうなーとふと思ったり。)

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写真:日本人から見ると少し貫禄のある感もするお嫁さん(こちらではこうした感じの女性が美人と言われるみたいです)

ところで、先日若いスリランカン男子2名とカフェで打ち合わせ等をしている最中、ある子連れの女性が入店してくると、その二人がその女性の方ばかりを気にし出しました。

「どうしたの?」

と尋ねてみるとそわそわしたスリランカンの男性2名は、それぞれに「あの人はスリランカでは凄い美人だ」と(笑)

打ち合わせ中という事はさておき、のぞいてみたのですが、日本人の感覚からすると、その辺りを歩いている子連れの町のおばちゃんと変わりません。

不思議に思いつつも色々回想してみれば、どうもこちらの男性が「素敵」という女性たちに共通して言えるのは、ふっくらとしているという事でしょうか?

日本のアイドルと比較するとむしろ年齢は上、女盛りで豊満なイメージです。

私と一緒にいたスリランカン男性の年齢もあるとは思うのですが。。。

あえて付け加えるとするなら「きちんとしている感じ」でしょうか。。。

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写真:結婚式のフラワーガールの様子(こちらの結婚式ではこうして親戚の子供にドレスアップしてもらい、フラワーガールをしてもらうみたいです。お洒落してニコニコの子供と疲れて暑くてしかめっ面の子供と一緒に写真撮影です♪)

私なんかは、スリランカの若い女性がスタイルが良くて、頭が小さく顔立ちは彫が深く、手足も長く、本当に美しいと感じるのですが、こちらでは私の感覚よりも少し豊満である事が美人の象徴の様子で、日本程細さや若さにこだわりが無いみたいです。

(実際世界遺産の遺跡等に描かれている美人画等も、下腹はふくよかにぽったりとしています。)

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写真:こちらもかわいらしいフラワーガール。必ず年長者が年下の子供の面倒を本当にかいがいしく見ています。手を繋いで可愛らしいです。小さい子のお腹がぽっこり♪(かわいい)この子は子供ですが、こちらの男性は、大人の女性がこのようにふっくらとした下腹をしているところに魅力を感じるのかもしれません(笑)

以前仲良くなったスリランカの女性はスリランカ航空勤務でした。子供の頃からCAになると決めていたとの事で、心に留めていたのは、外に出ない、焼かないという事だったと言っていたのを思い出します。

スリランカのテレビコマーシャルを見ていても、日焼けのケアや、ホワイトニングをPRしているものが多いのも事実です。

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写真:サリー式のドレスに身をつつむお嫁さん。フラワーガールと一緒でとっても綺麗♪こちらの女性等はスリランカン(私の友人の好みかもしれませんが)から見ると少し痩せすぎだそうです(汗)

スリランカでは、(日本で言うところの)高校迄無料で教育が行われています。もし大学に行きたければ早い段階でテストが行われその時点で大学へ行けるかどうかが学力判定されるそうです。

国費で日本へ留学出来る人は、同年代の選抜された1000人の中から3名だとと聞きました。それぐらい学力重視のお国柄である事もあり、スリランカでは英語がほぼ通じます。日本のように外来語が現地の言葉の中に入り混じる程英語がポピュラーでもあります。

なので大手のテレビ局やケーブルテレビでは、米国のドラマ等を放映しており、勿論音楽等も米国のものが入って来ています。

文化的にはヨーロッパ文化の方が浸透はしていて、野球よりは、クリケット・サッカー好きが多いのですが、エンターテイメントに関しては、米国のものが主流で、若者にその影響を与えているように思いました。

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写真:フラワーガール

「私も素敵な女性になって可愛いお嫁さんになるです!」(笑)

【お知らせ】

「ニューヨークタイムス紙」の2010年に訪れるべき国「The 31 Places to Go in 2010」でスリランカが一番に選ばれました。

地球の歩き方では「たかのてるこ」さんとのコラボを実施予定です!こうご期待!!

※たかのてるこ

銀座で働くOLにして、有給休暇で世界をかける旅人

著作:「ガンジス河でバタフライ」「2000年 幻冬舎 刊」

カメラマン、映像プロデューサー兼主演という当代きっての「旅人」。

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