スリランカdeゴルフ

公開日 : 2011年11月20日
最終更新 :

スリランカは英連邦(コモンウェールズ・英国連邦ともいう)の国である事は皆さんもご存知だと思いますが、この英連邦ではやはりイギリス由来のスポーツ等が結構盛んです。

という訳で、今回ご紹介するのは英国といえば紳士!紳士といえばゴルフ!という事で、紳士のスポーツとして有名な「ゴルフ」であります。

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【写真】平坦なコースのロイヤルコロンボゴルフクラブ

スリランカには実は3箇所のゴルフ場があります。

1)コロンボ

2)キャンディ

3)ヌワラエリア

コロンボ以外は、山岳エリアになりますので、コースも勿論山岳コースに!

しかし、常夏のスリランカではありますが、キャンディ/ヌワラエリアの山岳コースはかなり涼しく快適にゴルフが出来ると聞いた事があります(私はまだコロンボ以外ではプレイした事が無いのです。)

さて今回挑戦するのはコロンボ市内にある「ロイヤルコロンボゴルフクラブ」です。

ロイヤルコロンボゴルフクラブは、130年の歴史あるゴルフコース(1879年築)で、アジアでは2番目の歴史を持つゴルフクラブです。1番古いのはどうもインドのカルカッタ(1829年築)では無いかと思われます。(独自調査による)

※もしアジアで1番歴史のあるゴルフコース名をご存知の方居ましたら是非教えて下さい!

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【写真】クラブの入り口の様子

このゴルフコースなんとコロンボ市内から車でも10分程度。9時スタートの場合、8時半頃に出ても全然間に合う訳です!

植民地時代にイギリスからの入植者により建設された「ロイヤルコロンボロイヤルゴルフクラブ」ですが、此処のメンバーになる事で(会員権40~50万円前後)、世界の名門コース(ロイヤルチャーターコース)を回れる権利が得られる特典付きです!。

他のロイヤルチャーターコース(現在61ヶ所)に何処があるかというとゴルフをしない人でもちょっとは聞いた事があるはずの「セントアンドリュース」等がそれに当たります。ゴルフをする人なら、一度はまわってみたい名門コースでもあります!

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【写真】コース内を横切る列車

イギリス特有の、"紳士倶楽部"の文化が受け継がれているこの国で此処のゴルフコースのメンバーシップは、コロンボ倶楽部(コロンボにある紳士倶楽部)に継いで由緒のある倶楽部として機能しており、メンバーシップはそのままSri

Lankaに於ける紳士録に近い人たちの社交場としても機能しています。

コースは完全な徒歩でのラウンドで、会員以外は必ずキャディが必要です。

・プレイフィー:6000ルピー程度

・キャディフィー:500ルピー程度その他にチップ(500~1,000)

・手引きカートのレンタルフィーがさらに加算(500ルピー程度)

※プレイフィー等はこちらから確認してください→ロイヤルコロンボゴルフ倶楽部:ビジターページ

しかもこのロイヤルコロンボゴルフクラブ! コース内に道路や線路が走っています!

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【写真】バンカー横を駆け抜ける列車

そもそもクラブに入ってくる道路がコースを横切っていますので、車でクラブへ入るのにも待たされる事もあります。(プレイして打っている最中)

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【写真】電車が来るのでプレイを止める係の人(右側の赤い服の人)

勿論列車が走っている間もプレイは中止です。しかし、それじゃあ列車が来た事を告げる踏切か警報機等があるのかと思っていたら、大間違い。 人力作戦で人が「STOP」と書かれたプレートを掲げて、プレイを止めます。

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【写真】線路脇に落ちたボール。

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【写真】コース内ウォーターハザード

コース内容は、コロンボが元々湿地帯だった事もありコースもウォーターハザードが若干多めの造りになっています。ただ全体的に広く平坦なので、池にさえ引っかからなければ、結構良いスコアーで回れると思います。

池ポチャすると、Sri Lanka人(キャディでは無い)がどこからともなくやってきて、池の中に入ったボールを拾ってくれるのですが、30ルピー程度の支払い要求されます。

また、途中池が多い事もあり、ロストボールをまとめて売っているちゃっかりスリランカ人もいますが、2,000Rs程取られますので、日本からボール沢山持って行かれる事をお勧めします。

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【写真】コース内に産卵した鳥の様子

またロイヤルコースにふさわしく自然のものは自然のままにというゴルフ精神に則り卵を産卵した鳥等はそのままコース上で温めています。

つい可愛いので不用意に近づいて行くと雄鳥が激しく向かって来ますので注意。キャディーも恐れて危ない危ないと行ってなかなか近づかせてくれません。写真を取るのも大変でした。

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【写真】 南国風クラブハウスの様子

ここのクラブハウスは前述したとおり、「紳士倶楽部」としての機能も果たしているので、プレイしなくてもスリランカの富裕層がご飯を食べたりビジネスミーティングに訪れたりしています。

プレイの際は日本の夏場同様水の補給を忘れずに行なって下さい。水は倶楽部ハウスでも買えますが、大きなルピーで支払うとお釣りが無いとかカードは使えないとか色々言われます(スタッフがお釣りを欲しいので言う事もあるそうです。)ので、ゴルフに行く前に水は町のスーパー等で買って用意していく事をお勧めします。

また、土日はゴルフ好きの「日本人」「韓国人」が団体でプレイに来ている事も多いです。

ただ日本とは違って結構おおらかなので、当日ふらっと行って今から廻りたいと行っても回らせてくれる事が多いです。

■ロイヤルコロンボゴルフ倶楽部

・住所:223, Model Farm Road Colombo 08 Sri Lanka

・電話:+94-1126-95431

・FAX:+94 1126-87592

・施設

 ・Cafe' on the 8th

 ・Guv'nors Bar

 ・Coffee Shop

 ・Function Room

 ・Pro Shop

 ・Locker room

 ・Fitness Centre

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