東日本震災チャリティーイベント

日本の震災発生からすでに1ヶ月以上が経過しました。デンマークでも震災についての報道が流れ、人びとは日本のことを心配し見守っています。

そんななか、デンマークではさまざまな募金活動やチャリティーイベントが行われています。先週2つのチャリティーイベントに行って来たので、ここで紹介させていただきます。コペンハーゲンの人びとの応援の気持ちが日本の皆様に伝わりますように...！

左の写真は、ユニセフ主催のチャリティーイベントで販売されたTシャツ(100クローナ≒約1500円)です。お相撲さんの愛らしいイラストの評判が良く、人気のサイズは売り切れになっていました。

まずは4月13日(水)に開かれた国連主催のケーキ・イベントを紹介させていただきます。イベント内容は、一般の方がケーキを焼いて来て会場に設置し、来場者がそのケーキを食べ比べて、美味しかったケーキに投票するというもの。このイベントの入場料(1名20クローナ≒約300円)は震災の義援金に充てられました。

一般の方が焼いたケーキとは思えないくらい、どれもこれもとても凝っていて素敵なケーキでした！こちらのケーキはデンマーク人とブラジル人の作品。なんだかとても個性(国民性?)が表れている感じがします＾＾

日本への応援メッセージを伝えるようなケーキも並びました！心がこもった手づくりケーキ...。どういう気持ちでこのケーキを焼いたんだろう？と思うと、胸に迫ってくるものがあります。

日本の皆様、コペンハーゲンでこんなに日本を想っていらっしゃる方がいます！

結局、集まったケーキは計53個、来場者は250名以上。大盛況のイベントとなりました！

また、4月15日(金)にはユニセフ主催のチャリティーイベントが開かれました。こちらは入場料は無料ですが、お寿司・お惣菜・お菓子・ドリンク・お茶・Tシャツなどが販売され、その売上が義援金に充てられました。また、会場には募金箱も。

ボランティアで食べ物やお菓子を焼いてきた日本人の方もたくさんいました。ビックリしたのは、メロンパンがあったこと！デンマーク在住日本人にとっては、とっても懐かしくて嬉しい味でした。開場時にはたくさんあった沢山の食べ物、あっという間に売り切れになりました！

食べ物のほかにも、イベントは盛り沢山！寿司作りのデモンストレーション、折り紙ワークショップ、習字ワークショップ、盆踊り、相撲大会などが行われました。相撲大会では、参加者がお相撲さんの着ぐるみを身にまとい、体を張って勝負...！笑いと拍手喝采で会場が湧きました。

デンマーク人、デンマーク在住の外国人・日本人、国連やユニセフで働いている職員の方...さまざまな方が会場に集まり、とても賑やかなチャリティーイベントとなりました。こんなに多くの方が日本のことを想っていてくれていること、とても心強いです。

海外からできることは限られていますが、チャリティーイベントで集まった義援金が少しでも日本の復興に役立つことを心より願っています。