デンマークの子育て環境

公開日 : 2012年11月17日
最終更新 :
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只今、私は0歳児の子育て真っ最中。今のところ、デンマークは子育てしやすい国だなぁと感じています。というわけで、今回は子育て環境について、ざっとご紹介させていただきます☆

まず、出産直後に強い味方になってくれるのは、ママ会。看護師さんが同時期に出産した近所のママを集めて、ママ会を結成してくれます。ママ会は週1回など定期的に開かれ、ママが子育て情報を交換できる場となります。左写真は、ママ会で赤ちゃん同士が遊んでいる様子。

また、看護師さんが定期的に自宅訪問に来て、赤ちゃんの発育をチェックしてくれます。左下写真は頭部の大きさを測っているところ。このような看護師さんの訪問のほかに、担当医による健康診断や予防接種もありますが、すべて無料です。

そして、私がデンマークで最も驚いたのは、赤ちゃんを外でお昼寝させること。右下写真のように、赤ちゃんが寝ているベビーカーを庭に放置するのはデンマークの日常風景です。ちなみに、マイナス10度まではOKだそうです...。

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デンマークでは、夫婦合わせて約1年間の出産育児休暇を取得できます。男性は少なくとも出産直後に約2週間の休暇を取得し、その後は女性がほとんどの休暇を取得します。ただ、最近では、数ヶ月にわたる育児休暇を取得する男性も増えています。そして、子どもが1歳になる頃に保育園に通わせるのが通例です。左写真は、保育園で遊ぶ我が子。3歳になると幼稚園通いになるのですが、幼稚園には毎日森で遊ぶ「森の幼稚園」などもあります。

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保育園・幼稚園は有料なのですが、小学校から大学までは無料。親にとっては、教育費で頭を悩ませなくて良いのが嬉しいところです。また、どんな家庭に生まれても、平等に教育を受けられるというのは、子どもにとっても幸せなことです。

高校を卒業したら、1人暮らしを始めるのが一般的です。左写真は高校卒業の打ち上げパーティー。高校卒業後は1年ほど「自分さがし」をして、その期間に将来の進路を定めます。安定のためというよりは、自分がしたい仕事をするために進路選択する人が多いのもデンマークの特徴です。

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最後に、こちらは私が属しているママ会の写真。

今はまだ0歳児の赤ちゃん達、どんな大人に成長していくのでしょうか?

そして、育児をしながらフルタイムで働くのが当たり前のデンマークのママ達、今後どのようなキャリアを積んでいくのでしょうか?

今後が楽しみです^^♪

11月のお題「世界各地の子育て環境」

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