アメリカのベビーフードとWIC プログラム

公開日 : 2012年11月14日
最終更新 :

私には三人の子供がいて、上の子供があだ赤ん坊だった頃、アメリカには、ベビーフードというと 瓶詰めのピューレにされた野菜くらいしかありませんでした。あまりおいしいものとは思えず、殆ど離乳食は手作りしていたか、日本から フリーズドライのおいしそうなものを買って帰っていました。

時代は変わり、今アメリカでは あらゆる形態のベビーフードが販売されています。

特に、フルーツ系のものは充実しているように思います。

IMG_1098.JPG

ずらりと並んだ瓶入りベビーフード

IMG_1097.JPG
IMG_1095.JPG

パック入りのフルーツピューレが勢ぞろい  子育てしてた頃にこういうのがあれば助かりました。

IMG_1092.JPG

赤ちゃん用粉ミルクが日本では一般的ですが、アメリカには日本ではなじみの薄い缶や瓶入り液体ミルクもあります。外出先で お湯と混ぜなくても良いので、便利です。

IMG_1093.JPG

病中病後の栄養補給に子供用のドリンクもあります。ビタミンやミネラルがプラスされたミルクセーキみたいな味。

アメリカでは、離乳食は、100%市販のものという人が多いと思います。私が手作りしていると言うと、アメリカのママさんたちは びっくり。逆に私が驚愕するのは、食事管理に気をつけているという人でも、インスタントラーメンをぐつぐつ湯がいたものを赤ん坊に食べさせているということです。柔らかくて食べやすいから、が理由ですが、日本ではインスタントラーメンやインスタント食品を赤ちゃんには普通は食べさせないですよね。

哺乳瓶に入った黒い液体を飲んでいる生後半年くらいの赤ん坊がいたので 聞いてみるとなんと中身は コーラ! これにも驚きました。でも、炭酸飲料を乳幼児に平気で飲ませる人は少なくないようです。

アメリカには WIC という政府USDAが提供しているプログラムがあります。これは Women,Infant,Children の略で 所得に応じて、妊婦さんや、赤ん坊、5歳以下の子供達に 無料でミルクや食品を提供するというプログラムです。

援助が受けられる所得のガイドライン が、ここに書いてあります。もし アメリカにお住いの方で、援助を受けたいという場合は、サイトを読んで、アプライしてください。私の友人でも、学生結婚をして収入がなかったり、レイオフされて仕事がなかったりした期間、援助を受けたという人もいました。

、(11月のお題"世界各地の子育て環境")

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。