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タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 西東 たまき

タンザニア・ダルエスサラーム特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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Photo 1.JPG


タンザニアで登録された車のナンバープレートは、左上に小さく印刷されたタンザニアの
国旗に始まり、タンザニア(Tanzania)の「T」に続く3桁の数字と、3つのアルファベット
で成り立っています。


ちなみに、ザンジバルナンバーは「Z」から始まり、税体系も異なります。


ナンバープレートから分かる車の新旧
さて、ナンバープレートは輸入後、車両登録順に割り当てられており、アルファベットを
見ればその順番が分かるようになっています。


つまり、A から始まるナンバーを持つ車はタンザニアに輸入されてから年数が経っており、
BCDと進むにつれて新しく入ってきた車ということです。


車の製造年と連動しているわけではないので、年季の入った車でも最近輸入されたもので
あればDナンバーとして「新車の顔」が出来るというのはちょっと面白い点です。


なお、タンザニアに車を輸入する際は、タンザニア政府の指定を受けた検査業者による
輸出前検査を日本国内で受け、合格している必要があるので、入ってくる車の品質レベル
は保たれています。


ナンバープレートの色から分かる情報
タンザニアのナンバープレートの色は日本とは逆で、一般車は黄色ナンバー、業務用車両
は白色ナンバーです。


しかし、走り行く車たちをよく見たら、ほかにも様々な色のナンバープレートがあること
に気付くでしょう。


例えば、大使館関係の車両はグリーンのプレートを掲げています。
プレートに表示されている数字は国ごとに番号が割り当てられているため、その数字を
見ればどこの国の大使館の車かが分かるようになっています。
例えば、日本は「59」、アメリカは「116」、イギリスは「115」です。


水色のプレートは、国連関係および世界銀行関係の車に付けられます。


赤いプレートに文字が白抜きされたものは「DFP(Donor Funded Project)ナンバー」
と呼ばれます。


黒のプレートに白抜き文字が軍関係、「PT」の文字が見えれば警察車両、「ST」は政府
ナンバー、「J」は裁判官など、プレートを見るだけで様々な属性が分かるようになって
います。


黒地に国章だけのレアプレート??
何の文字も書かれておらず、唯一、タンザニアの国章だけが真ん中に付いている真っ黒い、
異質なナンバープレートを見掛けたら、それは大統領、副大統領、あるいは大臣の車です。


ちなみにそのタンザニアの国章というのは、以下にリストアップする14点のキーアイテム
が全て含まれた、とても盛りだくさんなデザインとなっています。


Photo 2.png



    二本の象牙
    鉱物を示す金色
    自由、啓発、知識を示す松明
    国旗
    アフリカの豊かな土壌
    国の発展の道具となる斧と鍬
    陸、海、湖と海岸線
    自由を守る槍
    協力する男女
    タンザニア特産のスパイスであるクローブの枝
    木綿(コットン)の木枝
    キリマンジャロ山
    国の標語である「Uhuru na Umoja(自由と統一)」の文字


外国ナンバーがタンザニアを走るには
島国である日本では、外国のナンバープレートをつけた車が日本の道路を走るのを見る
なんてことは皆無ですが、陸続きのタンザニアでは外国ナンバーの車が街中を走って
いることがあります。当初は新鮮に思われたものです。


例えば北側の隣国・ケニアのナンバーであれば頭に「K」のアルファベットが付いており、
文字数やレイアウトが全く異なるのですぐに分かります。


さて、外国登録の車は入国後、最大90日まで滞在可能ですが、ひと月ごとにタンザニア
の税務庁(Tanzania Revenue Authority(TRA))に運行許可料をアメリカドルで支払わ
なければなりません。
車両は90日を越えて滞在することは出来ないため、それまでに一度国外に出る必要があります。


運行許可証の金額は、タンザニアに入国した地点から、タンザニア国内での主な使用地
までの距離に応じて変わって来ます。


支払い状況はTRAの職員が持っている携帯端末ですぐに確認することが出来、支払いを
怠っていることがTRAに発覚すると、数千ドルに上る多額のペナルティが課せられる仕組み
です。


未払いが3ヶ月続くと、車は没収という厳しい処置が待っています。


2017年7月17日

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(サウジアラビア国王の名前で寄贈されたナツメヤシ・”Gift from the Government
of the Custodian of the Two Holy Mosques King Salman Bin Abdul Aziz al Saud”
と書かれています。)


5月末に新月が確認され次第、タンザニア全国イスラム評議会「BAKWATA(バクワタ
/Baraza Kuu la Waislamu Tanzania/National Muslim Council of Tanzania 」は
ラマダン入りを宣言し、現在、全世界とともにラマダン真っ最中です。


ラマダンとは?
ラマダンとは、イスラム暦の第9番目の月のこと。
この一ヶ月間、ムスリム(イスラム教徒)は、日の出から日没まで一切の水と食物
を断ちます。「断食する」と聞くと、苦行のような大変な様子を思い浮かべるかも
しれませんが、実際のところ、ムスリムたちはラマダン開始がとても嬉しそうです。
断食する者同士で連帯意識が高まる中、待ちに待った夕刻の食事を家族や友人と
ワイワイ分かち合って一斉に食べる、そんな非日常が続く日々を楽しく感じるのは
容易に理解出来ます。


外国人の私も、しばしば「断食はしないのかい?」と冗談半分で声を掛けられます。
私は「Mimi kobe(私は断食破りです)」と返答し、相手がなぜか大笑いするという
のが、この時期定番のやり取り。街の食堂そしてバー(ムスリムの飲酒は珍しくあり
ません)はこの一ヶ月の間、通常より閑散として見えます。


この時期、人々は普段に増して足繁くモスクへ通ったり、普段ベールを被らない
女性もベールを被ったりしているのが目に留まります。また、シーズン中は、
連日夜間、特別のお祈りも行われます。食事を終えて一段落したあとに軽く体を
動かす機会にもなるというわけです。


日の出・日の入りが大事
日没時刻に達すると同時に、一斉に食事が始まります。ご存知の通り、日没時刻という
のは毎日変わります。そのため、食事の開始は毎日少しずつ前倒しになっていきます。
空腹と渇きのさなか、飲食物を目の前にしても一分として早く食べ始めるなんて
ことがないのは心構えの違いでしょう。私にはちょっと難しい芸当に思われます。


一日絶食したあとですから、毎回の食事はまずはお茶と、重湯や軽いスターター
から始められます。ラマダン期は食事のメニューも独特のものとなり、この時期
以外では食べない料理が並びます。スワヒリ語で「タンビ」と呼ばれるそうめんが
出回るのも、甘いメニューが増えて砂糖の消費量がさらに上がるのもこの時期です。
干し柿を思い起こさせるナツメヤシの実は一年中売られていますが、食事前に
飲むお茶の友の定番として欠かせないため、ラマダン期はスーパーのナツメヤシ
売り場面積も広くなります。


太陰暦に則ったイスラム暦は29日の月と30日の月を交互に繰り返すため、太陽暦
から年に11日ほど徐々にずれが生じます。そのため、ラマダンの時期も毎年同程度
の日数早まっていきます。10年ほど前にはラマダンは日本の秋だったのが、今では
梅雨の季節にまでずれているのです。


断食の時間はあくまで夜明けから日没ですので、日照時間が長い日本の夏にラマダン
が当たれば断食であれば断食時間が長くなりますし、冬に当たれば短くて済むと
いうように、数時間の時差が出ます。


ちなみに、タンザニアでは季節による日の出日の入り時刻の違いが日本ほどあり
ません。せいぜい30分程度夜明けが早くなるだけ。そして日没もその分早まると
いう、日本にはないパターンで、結局、日照時間は年間通してほとんど変わりません。


異教徒も一緒に
タンザニアには宗教の違いによる諍いが基本的にないため、ラマダン明けのお祝い
にクリスチャンの友人を招いたり、逆にクリスマスにムスリムが招かれたりして
一緒にご馳走を囲むという話は、よく聞きます。


ラマダン中、レストランやホテルでは断食している人向けの特別メニューが用意
されますし、ラマダン明けのお祝いにはスペシャルオファーが盛んに宣伝されます。


さて、新月と共に始まったラマダンは、終わるのも新月と一緒です。新たな新月
が確認された翌日が、ラマダン明けの祝いの日となります。人々はその日のため
に贈り物を用意しています。当日はご馳走が作られ、友人や家族を招き合うのです。
今年のラマダン明けは、6月25~26日頃の見込みとなっています。


こんな配慮で分かち合うラマダン
もし、ラマダンの期間にタンザニアを訪れる機会があり、利用したタクシーの
運転手や居合わせた人が断食中だったりした場合、目の前で飲食するのは控える
配慮をするとよいでしょう。
もちろん、目の前で飲食したところで文句を言われることはないはずですが、
人としてそのような配慮を見せるのは悪くないことだと思います。


ラマダン中は、「Ramadan Kareem(ラマダン・カリーム)」という特別の
挨拶があるので、機会があったら声を掛けてみるとよいでしょう。


2017年6月13日

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年2回、初夏と初冬に行なわれるクラフトマーケット「Artisan Market」
が、今回も5月13日土曜日、Oyesterbay Shopping Cetre中庭にて行なわ
れました。


雨季も終盤ながら、5月に入った辺りから連日の激しい雨に時折雷雨
といった具合で、晴れ間の戻る気配は一向に見えなかったところでした。


久々の青空が広がったのは、マーケット開催前日。
気持ちのよい青空は翌日も持ち越され、今回もマーケットは盛大に開かれ
ました。


毎回出店数は拡大しているのですが、今回は70を越えたとのこと。
基本的に、タンザニア国内各地からやってきたクラフト生産者たちが
自慢の品々を直売価格で展示販売します。


このようなマーケットは、品揃えが良い午前中に行くのが「通」。
昼前までに行くと欠品もまずなく、欲しいものを選り取り選ぶことが
出来ますが、通路は人を掻き分けながら通らなければならないほどの
混みようです。
落ち着いて見て回りたいなら昼過ぎから行くと、品数は減っている
ものの、生産者とゆっくり会話を楽しみながら品定めが出来るでしょう。


以下に、今回のおすすめブランドをご紹介しますね。


キリマンジャロ山麓の町・モシ(Moshi)から届いた『Julie’s
Beewax Candle』の蜜ろうキャンドルたちは、ひときわ目を引く存在
でした。
自然の素材で作られたキャンドルは、蜜ろう本来の温かみのある黄色
そのまま、形もごくミニマルなデザイン。そこに細い麻ヒモで小さな
タグを結び付けただけのシンプルさながら、凛とした存在感と美しい
オーラを放っています。
蜜ろうは濃厚なハチミツの香りがすることを、筆者は初めて知りました。
これなら、停電の多いダルエスサラームの夜も、良いムードで過ごせ
そうです。


また、同じくキリマンジャロ地方からの出店・お腹を抱えて笑う
ハリネズミ印の『The Epicurious Hedgehog』の天然エッセンスは、
お菓子作りをする人なら是非揃えたい商品です。
タンザニア各地から集めた国産素材で作られたバニラ、オレンジ、
コーヒー、カカオ、シナモンのエッセンスは、ギフト用パッケージも
揃っています。
バニラエッセンスを隠し味に加えたレモネードの試飲を用意し、各種
エッセンスを使ったレシピカードも配布と、積極的なPRで抜かりあり
ませんでした。このように、使い方もアドバイスしてもらえると助かり
ますよね。


今回初出店というカバン屋さん『SHIRIKISHA』で、一番に筆者の目に
付いた品は、タンザニアのカラフルなプリント布「カンガ」と、厚手で
しっかりしたオリーブグリーンのキャンバス地を組み合わせ、皮製の
持ち手をアクセントにしたトートバッグ。
可愛いプリントの甘さをミリタリー風なデザインで押さえたシックな
シリーズは、今後、定番商品として人気が出そうです。
また、このブランドは、女性および聴覚障害者をサポートしている団体
によるものですので、製品の購入は彼女たちを支援することにも繋がり
ます。


同じく初出店となった、自然素材の石けんとキャンドルのお店『Nusu
na Nusu』(ヌス・ナ・ヌス/スワヒリ語で「半分こ」の意味)は、
天然素材で作った手作り石けんと、キャンドルを展示。
手のひらに収まるサイズの丸型の石けんは、ブランド名の可愛いロゴが
型押しされていて、とってもキュート。天然アロマの様々な香りが揃っ
ています。シンクに一つ飾るだけでお酒落な空間になるでしょう。
シックなパッケージングは、贈り物にも喜ばれそうです。
蜜ろうで出来たキャンドルは、ココナツの殻に流し込まれていてタン
ザニアならではの楽しいデザインになっていました。
こちら、実は日本の女性が主宰する、期待のブランドです。


比較的新しいブランド『Pamoja』(スワヒリ語で「一緒」の意味)では、
カンガを使った実用的な布製品が見つかります。
カンガの大胆なプリントを生かしたマイバッグは、この数年来、大手
スーパーのレジ袋が次々有料になったダルエスサラームでの買物に
役立ちそうです。縫製や内側のしまつもしっかりしている上、良心的な
値段(約330円)設定が嬉しいところです。


タンザニア発ではなかったものの、カシューナッツ、マカダミアナッツ、
アーモンド、ピーナツなどをそのままペーストにしたナッツバターを取り
揃えたケニアからの出店者も人気がありました。材料が高級なため、
製品もなかなかの高額ながら昼までにはだいぶ品薄になっていました。


その他、『Mama Masai(ママ・マサイ)』、『Mabinti(マビンティ)』、
『Zito(ズィト)』、『AfriCraft(アフリ・クラフト)』、『Anne
Kiwia(アン・キウィア)』、『Handmade from Tanzania(ハンドメイド・
フロム・タンザニア)』、『Kipepeo(キペペオ)』などの常連店も
相変わらずの人気で客足を集めていました。


次回は11月下旬~12月初旬に開催の見込みです。


マーケットの写真はこちらで!
https://www.facebook.com/ArtisanMarket.Dsm/?hc_ref=SEARCH&fref=nf



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