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タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 旧特派員 川手 潤子

タンザニア・ダルエスサラーム特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2011年2月17日

ダルエスサラームでボム騒ぎ


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ダルエスサラームでボム騒ぎ

昨日の夜9時位に、いきなりのドドーンという轟音。


私は、最近天気が悪いので、また豪風雨と雷かな~と思ってたら、
家族が「危ないから外に出て!!」と呼びに来ました。


「早く外を見て!」と真剣な顔で言うのでただ事ではないと思いちょっと緊張した。


外に出たら、雨は降っていないし、それどころか綺麗な満月が・・・。
じゃあ、この音は何??と思っていると、遠くの方で轟音&空が赤く染まってる・・・。


何これ??って聞いても「わからない。」と。


まさか、戦争が始まったのかと思って、一瞬血の気が引いた。
タンザニアって戦争の無い国だよね??って思ったり、
お隣のコンゴが戦争でも始めたのか?と不安になったり軽くパニック状態。


近所の人も皆、赤ちゃんをおんぶしたり、子供の手を引いてワラワラ外に出てきました。



ラジオでも何もニュースになってないし、何が起きてるのか全くわからなかった。


でも、これはボムの音だって皆が騒いでいる・・・・。


何よりも、何も情報が無いのが恐ろしい。


家に帰ってラジオを聞いてたら、丁度ラジオ局がミニスターにインタビューをしていた。
「何が起こってるのか?」と電話で質問してたけど、
ミニスターは「私も、今何が起こってるのか分からない」って言っていた。


政府関係者が分からないって何???ってその発言に唖然。
日本では、こんな回答をしたら大問題ですよね。


余計に不安になりました。


その後も、2~3時間くらい夜空に赤い閃光&轟音が不気味に響いてた。。。


その後、知り合いのアーミーが通ったので事情を聞いたら、
どうやら、期限の切れたボムの処理をしてるとのこと。。。
このエリアには非難警告も出ていないから、安全らしい。
けれど不安で、皆も外に出てじっと見守っている。


空港の近くの空き地で処理しているらしいけど、遠いはずなのにこんなに音が近くに
聞こえるんだ~とやっぱり怖かったです。


近くの住人は、ちゃんとこのインフォメーションを知っていたのだろうか?
ちゃんと皆は非難出来たのだろうか?と他の心配も出てきた。


まさか、無通知で勝手に爆発させたりしないだろうけど・・・・
それでも、ちょっと心配していた。


私たちにも、何も知らされていない現状を考えると。


しかも、丁度うちのママさんが、親戚のお葬式で空港の近くに行っているはず。
家族皆で電話しても繋がらず・・・ものすごい心配で従姉妹が泣きだす始末。。。


電話し続けて、やっとママに電話が繋がって状況を聞いたら、
やっぱりボムの近くで、爆音&火柱が凄く、熱さも感じるとの事。


道に皆うつ伏せに寝かされて待機中で、今夜はこのまま、この場所から
動けないかもしれないから外で夜を越すかもしれないらしい。


この政府の対応ってどうなんでしょうか?
予め決まってたなら、何時から何時まではこのエリアに近づかないようにって
よく注意しないといけないんじゃないの???


万が一、注意を聞かなかった(聞けなかった)人がいたとしても、
警察やアーミーがパトロールしてそのエリアに入らせないようにするとか。


なんか、この国って大丈夫なのかな。。。。と、かなり不安になる出来事でした。


音がようやく収まって来たので、とりあえず家の中に入り時計を見たら夜中の12時過ぎ。
私が気づく前から始まってたそうなので、4時間位だったのかもしれません。


夜中に出発する飛行機、到着する飛行機は、全てキリマンジャロかザンジバルに
航路変更になってたそうです。


夜中のニュースでは、やっぱり近くの住人で死傷者が出たと話していました。
警察のスピーチによると、「予期せぬアクシデント」と話してるようですが、
そんな一言では、片付けられない大きな問題だと思います。


まだ、大統領からのスピーチは聞こえてきません。
ちょっと政府の対応に疑問が残ります。。


丁度、旅行中の方は怖い思いをされたと思います。
今の所、外国人の負傷者はニュースになっていません。


実際の戦争も、住人にはろくなインフォメーションも無く、勝手に国が始めてしまうんだろうな
と考えさせられました。


日本ではあり得ないであろう状況も、この国ではあり得るんだ。と
自分に言い聞かせる出来事になりました。



タンザニアのニュースサイトで、昨日のボムで負傷した人たちの写真が。
ムヒンビリ病院にて。
http://issamichuzi.blogspot.com/


追記

twitterにもこの旨を書いた所、ダルエスサラーム在住の方から下記のご指摘がありました。

「昨日の爆弾騒ぎは、政府が住民に十分な説明もなく、期限切れの爆弾処理をしていたのです。」とおっしゃってますが、軍の弾薬庫の不測の爆発、事故だったわけなので、その辺の説明と訂正をお願いできますか。

との事です。
私たち一般市民には、この説明が不十分であり、ミニスターのあのインタビューに
不信を募らせた出来事だったので、私の感じたままに記事を書いてしまい、申し訳ありません。
実際の理由は不測の事故だったようです。

しかし・・・事故という簡単な言葉で済まされないのは事実です。。

爆弾ということは、放射能などの二次災害についても心配になってしまう素人です。
予め予測しての爆発だったら対応もしっかりしているかもしれませんが、
想定外の爆発となると、もっと話は深刻なような気がします。。。

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カテゴリー 通信・携帯・インターネット
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      ダルエスサラーム特派員
      川手 潤子
      地球の歩き方に約1年勤務の後、2010年7月よりタンザニアに在住。現在スワヒリ語は3歳の子供から取得中。アフリカ人のポレポレ(のんびり)精神・ハクナマタタ(何とかなるさ)精神に若干まだ付いていけない部分もありつつ、毎日奮闘!まだまだ色々な可能性がある国。これからどんどん変わってゆくタンザニアの情報を皆様にお伝えします。

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