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タンザニア/ダルエスサラーム特派員ブログ 旧特派員 川手 潤子

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2012年11月26日

タンザニアの妊婦生活&子育て環境


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タンザニアの妊婦生活&子育て環境

Mambo vipi?
ども☆川手です。



今回は、タンザニアの妊婦生活や子育て環境についてご紹介したいと思います。



私も、1歳の子供を持つ母親として子育て環境が気になるところです。



まずは、医療環境について。



妊婦になって驚いた事は、まず病院で夫婦揃ってHIV検査をする事。
日本って旦那さんまで呼び出されて検査ってしましたっけ?



私達は2人揃って検査をすぐに受けましたが、医師の話によると旦那さんが逃げて検査を嫌がるケースが多いそうです。
HIVは、アフリカで深刻な問題になっているので子供を迎えようとする親ならば絶対に受けなければいけないと思います。



前に、タンザニアの小学校でHIVキャリアの子供を見分ける為に、キャリアの子供には制服に赤いリボンを付けさせて、大きな問題となり、ニュースになりました。



子供は何も悪くないのに、親のせいでこのような目にあってしまうのは本当に居た堪れない気持ちです。



私は妊娠6ヶ月までタンザニアに居ましたが、妊娠初期にマラリアになってしまいました。
マラリアは、幼児・お年寄りに次いで妊婦がなると危険とされています。



運悪く、マラリアのレベルも2番目に酷いレベルになってしまいました。
投薬など最も避けなければならない時期に、やむなく薬を飲むはめになってしまいましたが、
マラリアのレベルが酷かったため、妊婦にはきつ過ぎる薬を出されていました。
医師は妊婦でも大丈夫だと話していましたが、その薬によって毎日の嘔吐・眩暈・動悸・息切れ・頭痛・痙攣に悩まされ、他の医師に相談してやっと、その薬は妊婦には禁止の薬だと知らされました。



他の妊婦さんに聞いたら、病院の医師は信じられないので、自分で色々と調べないと危ないよと言っていました。
日本では、まずそんな心配などした事がなかったので、とてもショックを受けました。



妊婦が安全に過ごせない環境は、そこでの子育てにも不安な影を落とします。



病院は、政府の病院では無料で母子検診をしてくれました。
しかし、待合室もなく屋根だけある屋外で多くの妊婦さんがひしめき合っているので体に結構負担がありました。



私も数回検診に行った時には、看護婦さんが屋根だけの待合室で妊婦の心得や、検診には旦那同伴で来る事を呼びかけていました。
私の旦那は毎回、検診に付き添っていましたが確かに他の女性は皆1人で来ていたり、子供を抱えて来ていたりで男性の姿はほとんど無かったので、ここでも旦那は逃げるのか?
と呆れてしまいました。



日本では妊娠後期になると内診やエコーは普通ですが、こちらでは内診はほぼ無いのだそうです。。。
エコーも体に毒だから、なるべくしないほうがいい!なんて怒られた事もありました。



内診が無いので、生まれそうな予感がして病院に行ったのに帰されてしまい帰り道で生まれそうになってしまった人や、5キロの巨大児を生んだ人や、出産中に赤ちゃんが引っかかってしまい
そのまま亡くなってしまったというような話も聞きます。



出産するまでが、とても大変な環境なんだなとつくづく思いました。



私は日本で出産したので、実際経験はしていませんがこちらで生む勇気はちょっとないかな・・というのが正直な感想です。



子育て環境ですが、こないだ娘を連れてタンザニアに戻った時に大変だなと思ったのは、
綺麗な水が水道から出ない事。



日本では簡単に作れるミルクも、タンザニアでは少し大変でした。
哺乳瓶を洗うもの、全てミネラルウォーターでしないと何だか怖いなと思って神経質になってしまいました。



輸入品の紙おむつも、ミルクもあるのですが、ミルクは甘ったるくて娘は受付けず・・・
紙おむつもムーニーなのに、少し肌触りが違い、初めておむつ被れまでしてしまったりトラブル続きでした。



外出で困ったのは、おむつ替えシートのあるトイレが無い事!
外国人向けのスーパーにも、ホテルにもありませんでした。


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最近オープンした赤ちゃん用品のショップは綺麗なのがあるのに・・・



やっとシートがあったのは、空港だけでした。
もうちょっと、赤ちゃんに優しい環境があってもいいのになと思いました。



お次は、離乳食について。



一緒に住んでいた従妹の子供達3歳と5歳は、毎朝何か白い液体を飲んでいました。
飲み終わると口の周りも真っ白になってて面白いのですが、これはウジという飲み物です。
飲み物というには、どろりとしているのでお粥という感じでしょうか。



材料はトウモロコシの粉をお湯に溶かして家庭によりけりですが、米や豆を煮詰めて砂糖を入れて甘味をだします。
オートミールのようなものね!とママRは話していました。



これが、妊婦さんや離乳食にも良いのだそうです。



私が初体験したウジは、大人向けのスパイシーなウジでピリピリ(黒こしょう)がいっぱい効いていて咽ました。
なので、若干苦手意識があるのですが、子供の健康の為にはこれは必須になりそうです。



あとは、ハウスガールが食べさせていたのはトマトベースのスープに調理用バナナ(甘くないやつ)を蒸かしてペーストしたものを混ぜて飲ませていました。



日本では、沢山の離乳食が月齢ごとに売っていて便利ですがこちらでは、そんなにレパートリーは無さそうです。
好き嫌いの多い娘が、現地の味に果たして馴染むのか???
とっても心配な母です。。



(11月のお題"世界各地の子育て環境")

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カテゴリー 生活・習慣・マナー
2012年11月26日
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      ダルエスサラーム特派員
      川手 潤子
      地球の歩き方に約1年勤務の後、2010年7月よりタンザニアに在住。現在スワヒリ語は3歳の子供から取得中。アフリカ人のポレポレ(のんびり)精神・ハクナマタタ(何とかなるさ)精神に若干まだ付いていけない部分もありつつ、毎日奮闘!まだまだ色々な可能性がある国。これからどんどん変わってゆくタンザニアの情報を皆様にお伝えします。

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