タンザニアでは挨拶が大事【スワヒリ語の基本挨拶】

公開日 : 2016年06月30日
最終更新 :

初めまして! 西東たまきです。2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。

インド洋に面した港を備え、アフリカ内陸へ向かう経済の玄関口。発展に向かってパワフルに変わり

ながら新旧の入り混じる街・ダルエスサラームの様子をお伝えします。

さて初回は、タンザニアの言語「スワヒリ語」での挨拶についてご紹介します!

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タンザニアの人は挨拶に時間をかけます。

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人に出会ったらまずは、

・Habari za asubuhi? (ハバリ ザ アスブヒ)おはよう

・Habari za mchana? (ハバリ ザ ムチャーナ)こんにちは

・Habari za jioni? (ハバリ ザ ジオーニ)夕方の挨拶

・Habari za usiku? (ハバリ ザ ウスィク)こんばんは

その後さらに、

・Habari za nyumbani? (ハバリ ザ ニュンバーニ)ご家族はお元気?

・Habari za watoto? (ハバリ ザ ワトト)お子さんはお元気?

・Habari za muke/mume wako? (ハバリ ザ ムケ/ムメ ワコ)奥さん/ご主人はお元気?

・Habari za wikiendi?? (ハバリ ザ ウィキエンディ)週末はいかがでしたか?

・・・などが複数。

返答はいずれの場合も、"Salaama(サラーマ)"、"Nzuri(ンズーリ)"、" Safi(サフィ)"

や"Poa(ポア)"などなど(どれもFine/Coolの意味)。そして、こちらからも同様に聞き返すので、

長い訳です。

日本人の感覚としては、延々と続きます。知り合いであれば、歩みを止めてじっくり立ち止まる

必要がありましょう。用件のある時は、早々に切り上げて早く本題に、と思ってしまいがちですが、

ここは異文化を尊重してこちらからもご家族は?お子さんは?と返しましょう。とても喜んでくれます!

他に、親しみある挨拶として、Hu jambo!(フ ジャンボ) 若者はMambo!(マンボ)なども。

ちょっとステキなのは、"Umeamkaje?(ウメアムカージェ)"という朝の挨拶。

"How did you wake up?(どんな気分で目覚めましたか)"という意味です。日本語だと、ご機嫌

いかが?といったところでしょうか。

そして、最近覚えたのは"Kumekucha!(クメクーチャ/Brand-new day!)"新たな一日!

タンザニア人を見ていると、日本人と比べ、人と人の距離がとても近いことに気付きます。

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歩いている時、すれ違いざまに、"Hu jambo!(フ・ジャンボ)"などと見知らぬ人から声を掛け

られることはよくあります。知り合い同士であれば笑顔で挨拶を交わすところでしょうが、

面白いのは、挨拶は笑顔でなくてもよいことです。言葉を交わすことが重要なのでしょう。

観光客/外国人として、付け入られる隙を与えてはいけませんが、すれ違いざまにむっつりと挨拶

されたら、挨拶を返しましょう。むっつりと、で結構です。

筆者

タンザニア特派員

西東たまき

2012年より東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム在住です。様々な側面から垣間見るダルエスサラームをレポートします。

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