メヘンディーで運気をあげましょう!

公開日 : 2012年04月18日
最終更新 :

インドの女性は占いが大好きなんですよ。少しでも運気が下がるとヘナという植物(日本ではヘアダイの染料に使用されている)で両手を美しい文様に描いてもらいます。デザインは数ある中のデザイン帳から自分の好みを選ぶことができます。手に模様をしてもらう事によって運気があがるのだそうです。少なくともそう信じている人が多いですね。750ルピーが相場なので、約1200円ほどで両手、描いてもらえるのだそうです。

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我が家の近所にある商店街でも地べたに座ってメヘンディーをしてもらっている人がいました。先日靴屋をのぞくと、1足買えばもれなくメヘンディーが無料です!のポスターが。

下手すると靴と同じ値段になりかねないので女性がたは必死でした。

日本人が見ると、両手が蜘蛛の巣のような模様になっていて、不気味な印象を受けるのですが、結婚式の花嫁はもちろんのこと、出席者までメヘンディーをしてもらうのが習わしです。特に花嫁のデザインは綿密で、両足にもしてもらうのが決まりです。

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約10日間は色が持つのですが、描かれた直後は真っ黒。すっかり乾くまでの2時間あまり手を使う事が出来ないというのです。ところが乾いて来ると、あら不思議。見事なオレンジ色に変身です。メヘンディーはヘナの葉を乾燥させてから粉にします。それをさらにペースト状にしてビニールにつめて、ケーキの仕上げに生クリームをしぼるようにして図案をしぼって描いていくのです。

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とても仲よくしているオーストリアの友人も、30年デリーに住んでいますが、これから結婚式に招待されているからと、久々にメヘンディーをしてもらうのだと大喜びしていました。

これはインドにおける「女性の美」の象徴なのです。所変わると品変わるとはよく言ったものですね?

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