インドは日本と同じく赤いポスト

公開日 : 2013年12月06日
最終更新 :

インドも日本と同じ赤いポスト。一昔前の日本のものとフォルムが似ていて、どことなく懐かしくなります。

デリー市内には郵便局がどこにでもあるわけではないからとても不便なのです。私が現在住んでいる所からは徒歩20分の距離に郵便局があるとお隣さんが教えてくれましたが、たった1枚、2枚の絵はがき程度でそんな遠いところまでは行かれません。幸い車で中心部へ出る機会が多いので、外国人客が多く利用するホテルのカウンターでインドの絵はがきを出すことにしたのです。ところが、5つ星ホテルなのに、郵便料金の値段が人によってマチマチなのですね。

ガイドブックによると、確かはがきは日本を含め、国外へはどこも一律12ルピー。日本円で約20円足らずです。日本なら国内でも50円だから、安くてうれしくなってしまいます。ところが、ホテルでは15ルピーと言われました。思わず持っていたガイドブックを見せると、古い情報だから間違っていると言うのです。そうかとしっかり書き留めておきました。「はがき→15ルピー、封書→25ルピー」と。

次の機会に、違う高級ホテルでやはり絵はがきを出しました。そこでは10ルピーと言われました。耳を疑って「あのう、値上がりして、確か12ルピーから15ルピーになったのではないんでしょうか?先週そう聞いたのですが...」と言うと、答えは「ノープロブレム。ずっとその値段でした。ここは日本の方が多く泊まるホテルですから信用してください」。そう断言されては従うしかない。要は郵便料金、切手代金なんて、決まっていないに等しかったのです。

ところが、5つ星のホテルだったにも係らずオーストリアへ出した絵はがきはとうとう着く事もなく終わりました。

一番確実なのは、郵便局へ持って行き、窓口の人が消印を押すのを見届けるのがいいのです。とはいえ、封書の場合も届かなかったことがありましたが。

特に誕生日のカード、母の日、父の日などいわゆる「記念日」には最低半月以上前から用意していないと到着しないのです。不思議な話は、昨年友人の親御さんが亡くなり4人の友人あてにお悔やみのハガキを出しました。メールよりも心がこもっているかな,直筆は?と判断したのです。計7名に出して(そのときは全て東京)6名に着かず、我家の実家にだけ着いたのです。しかもお悔やみを出した家は我家と同じ町内で8丁目と7丁目と違うだけなのにです。

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いくら安くても着いてくれない郵便物。今年もクリスマスカードはメールだけにしようっと。

11月のお題"ポスト"

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