仏教聖地のひとつ、サルナート
私自身はクリスチャンで仏教について、無知といってもいいくらいですが、それでもお釈迦さまが悟りを開いた所やら四大聖地など興味はたくさん!
しかもそのひとつがヴァラナシから北東に向かって10㌖ほど離れた所にあるのであれば、行くしかありません。
ちなみに、四大聖地とは、ビハール州のブッダガヤ、クシーナガル、ネパールのルンビニ、そして今回訪れたサルナートの4カ所だそうです。
しかもここではたった5人の弟子に彼が悟りを開いて以来、始めて説法をしたというゆかりの地です。
紀元前3世紀にアショーカ王が仏塔と、修道院、そして彫刻のある柱を建てました。その頃は1500人もの僧侶が修道院に暮らしていたのです。仏塔(ストウーパ)は100㍍もあったそうで、いかに仏教にスポットライトが当たっていたかがわかります。
でも,イスラム教徒が侵入して来て以来、サルナートの建物を壊してしまいました。その崩壊の仕方が異常に残酷な感じで、見ていても心が痛みます。
人間の手で一生懸命に作り上げたであろう建造物を、同じ血の通った人間がこうまでも荒々しく崩壊できるのでしょうか?
英国人の考古学者たちが発掘して現在では「遺跡公園」として活躍しています。発掘は1835年です。のどから広い公園という感じで、とても恐れ多い四代聖地のひとつには思えませんが。
とっても目立つ仏塔、(ダメーク•ストウーパ)は現在修復中でしたが、信者たちが一生懸命にお祈りをしていました。韓国から来ていた巡礼者でした。
チベット、タイ、ミャンマーなどの寺院もあり、インドにいる事を忘れそうです。
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