スケールの大きな婚約パーティ

公開日 : 2014年03月30日
最終更新 :
パーティ1.jpg

友人の妹が婚約をしたのでパーティに参加してほしいと言われました。

結婚式は参加した経験がありますが、婚約の式典は始めてです。両親の勧めでお見合いで決まったカップル。同じくシク教徒。

パーティ2.jpg

とはいうものの、未来のお婿さんはターバンは大嫌い。髪ものばしていず、敬虔なシクで育った女性の方とは全く違うシク教徒。

パーティ3.jpg

そして、最後の最後まで、男性がターバンを巻く、巻かないで大変な議論になったのですが、とうとう男性側がおれてターバンを巻いたということですが。

さすがにシクの中でも重要なポジションにいる方の家らしく、敷地内に祈りの場所がありました。私たち夫婦は入りませんでしたが、皆お祈りをしていました。さすがに異教徒は我々だけでしょうか?あとはターバン姿の人が多くて、少々引き気味の私でしたが。

パーティ4.jpg

ニューデリー市内の家でこれだけの大規模なパーティが出来てしまうので凄いとかねがね思っていましたが、この家庭にはさらに親戚や友人が泊まれるゲストハウスまであるのです。

お酒の好きな知り合いも来ていましたが、今夜のパーティはお酒はなしなので、そのゲストハウスにワインの瓶を隠していて、私も一緒に来いと言われて、こっそり3人でワインを瓶から回しのみをして楽しんでいました。

何か高校生になったような気分で、誰も来ないか一人がドアで見はっていて、残りが今のうち!とばかりに飲みまくっていて!

パーティ5.jpg

ケータリングのインド料理がふるまわれたのはもう11時すぎ。私はすっかり太鼓の音で耳が辛くなっていたのでだんだん不機嫌になってきました。

しかも、始めて留守番をさせていた愛犬がなんと家から出てしまって玄関で遠吠えをしているという電話が門番からドライバーにあったもので、食欲は一気に吹っ飛んでしまったのでおいとましました。

のち、盛大なる結婚式もして今はハッピーに暮らしているお二人ですが、異教徒にとっての貴重な経験を通り越してあの太鼓や音響がすごすぎる音楽と踊りには辟易してしまいました。

パーティ6.jpg

今後はもう、参加することはないでしょうけれど、いい勉強になりました。

矢張りあまり自分の領域から外れた事をしたら、いい事はないなということです。というのも、私が踊りに消極的で、音楽がうるさすぎた理由で家から出て外で耳休めをしたことで彼らはとっても不快に思ったというのです。

これも経験ですね。

D7K_2383.JPG

でもスケールの違うインド式セレモニーには毎回驚かされています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。