デリーで食べる各州の味・ご当地食堂めぐり④~西ベンガル州~
5か月ぶりのご当地食堂紹介は、シーフードで有名な西ベンガルの州政府出張所食堂です(建物名は「Banga Bhawan」)。
敷地に入ると、警備員に「カンティーンに行くなら裏の階段から上りなさい」と言われます。
この店は、ついたての奥と手前でメニューが異なります。奥は、少し高級なアラカルト料理が中心。手前は5種類の日替わりターリー(定食)のみ。
まずはアラカルト料理の紹介です。Prawn Cutlet(えびのカツレツ)260ルピー(約480円)。「なぜえびなのにこの形?」と思って、店員さんに間違っていないか聞き直したのですが、「これで合っている」と・・・。切って納得。割いたえびを小麦粉や野菜と混ぜて「魚型」に成形しているのでした。紛らわしい!味はいまいち印象に残らず・・・ケチャップをつけて食べました。
Special Bengali Thali(スペシャル定食)は490ルピー(約900円)!特別感のあるお皿。ライス、バターライス、豆カレー、揚げじゃがいも、マトンカレー、魚のスパイス蒸し、揚げせんべい、漬物、デザート。肉と魚が一度に食べられる豪華な定食です。
いちばん気に入ったのは、白身魚をバナナの葉に包んでスパイスと蒸したもの。ほくほくで辛さも控えめ、おいしいです。
初めて訪れたときは、案内されるがままにアラカルト席に座ったのですが、来る客来る客がみんなついたて手前の席に座ることを発見。聞いてみると「あっちはターリーの席だ」ということ。気になるー!2度めはそちらに座ってみることにしました。
ターリーの注文では先に食券を購入。ベジ、卵、魚、チキン、マトンの5種類です。
チキンと魚を注文(いずれも税込で201ルピー/約390円)。席につくと、米と野菜炒めが皿に盛られます。
とともに、豆カレーの入った大きなボウルが置かれる。自分で「好きなだけ取れ」ということ。まさに食堂。この豆カレーは、ベンガル料理の特徴だそうです。パサパサのお米とよくなじんでおいしい!
そして、お待ちかねのメイン。「えっ、何が違うの???」。左がチキンで右が魚。もとのカレースープは同じなのですね。これがグレイビーな見た目からは想像がつかないくらいサラサラ。玉ねぎとトマトの甘みがいきていて、箸が進む進む。気になる臭みもゼロでやわらかです。レベル高し。
アラカルトとターリー、両方試したおすすめは「断然ターリー!!!」。いや、アラカルトもおいしいのですが、ご当地「食堂」ならではの庶民食ということであれば、「ターリー」です。インド人の豪快な食べっぷりと右手のみでの器用な食べ方も見ものです。
Bijoli Grill
住所:3 Hailey Road, Banga Bhawan, NewDelhi
電話:+91-(0)11-3190-1855,+91-(0)11-2332-1233
営業時間:13:00~22:00
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。