世界遺産の古城ふもとでのんびりボートあそび
デカデカと掲げられた"ENJOY BOATING"の看板。遺跡を背景に楽しくボート遊びしている写真に引き寄せられ、私も体験してきました。
場所は、世界遺産の「プラーナーキラー（オールドフォート）」すぐそばの湖。
デリー観光開発公団が管理していて、安心の定価制です。定員４人の自分でこぐペダルボートは、３０分１２０ルピー（約１９０円）。エンジン付きボートは、２周で２３０ルピー（約３７０円）。ペダルボートは、デポジットとして別に１２０ルピー払い、時間内に終えたら返ってくる仕組みです。
のんびり水上散歩を楽しみたいと思い、ペダルボートを選択。ペダルは床ではなく座席の高さについているので、足をあげてこぎます。
方向調整は、船体の後ろ側についている棒で行います。ただのパイプに見えて、とても重要な役割を果たしているのです。
間近にそびえるオールドフォートを眺めながら、「城を築いた皇帝は、何百年も後にお堀でボート遊びされるとは考えなかっただろうなあ」などと思いを馳せます。
いつもは気に留めることなどないハトの水飲み風景も微笑ましく映ります。
城と逆側の岸には、ボート客を相手に、水やジュース、お菓子を売る少年が。何か買いたいとは思ったものの、明らかにぬるそうなのでやめておきました。
ボート遊びできる湖の範囲はそう広くないので、ゆっくり一周しても２０分程度です。お客さんは、インド人が大半。ささやかなアクティビティの楽しみを共有できた気がして、なんだか嬉しかったです。
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