アンネ・フランクの家が改修工事

公開日 : 2017年05月07日
最終更新 :
筆者 : Momo

日本でも日本語で翻訳され、多くの人が読んだことがある「アンネの日記」。この日記を書いた、アンネ・フランクが暮らしていた家がアムステルダムにあり、Anne Frank Museum Amsterdam(アンネ・フランクの家)に保存されています。

アンネは1942年から1944年まで、ナチスによるユダヤ人迫害を逃れるために、隠れ家で暮らし始めました。この有名な隠れ家は、公開されているアンネフランクの家の本棚の後ろにあり、隠れ家に入るための入り口が隠されています。ちなみに、日本語のパンフレットも用意されています。

このアンネ・フランクの家では、アンネや家族たちが、実際に暮らしていた部屋を見ることができ、訪れる価値のある場所です。私も何度か訪れていますが、実際に自分の目で見て触れることで、当時の戦時中の様子や、彼らがどのような生活をしていたのかを知ることができます。また、写真や日記なども保存されており、いかに戦時中に生きるのが大変なのか、戦争の悲しさと、二度とこのような事がないことを、祈らずにはいられない気持ちになります。

そして、アンネフランクの家を訪れたいけど難しいという人達のために、The Secret Annex Onlineでは、「隠れ家」の様子を3Dで見ることができます。映像と共に、音声で説明も流れるので当時の様子がどうだったのか知ることができるので、覗いてみて下さいね。まだ日本語はなく、英語、オランダ語、ドイツ語から言語を選択できるようになっています。

こちらから3D映像を見ることができます ↓

また、アンネ・フランクの家が、これから2年にわたり改修工事が行われます。ただ、改修工事中も営業は通常通り行われるとのことなので、アムステルダムを訪れた際にはアンネ・フランクの家を訪れてみてくださいね。

では最後に、アンネが残した名言の中から、いくつか紹介したいと思います。

薬を10錠飲むよりも

心から笑った方が

ずっと効果があるはず

太陽の光と雲一つない青空があり

それを眺めていられるかぎり

どうして悲しくなれるというの?

私の想像の翼は

閉じ込められても

閉じ込められても

羽ばたき続ける

<アンネ・フランクの家の詳細>

住所:Prinsengracht 263-267, 1016 GV Amsterdam

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