フィレンツェ県カンピ・ビゼンツィオ市にて桜の植樹祭がありました

公開日 : 2014年04月12日
最終更新 :

4月11日の金曜日にCampi Bisenzio(カンピ・ビゼンツィオ市)の

Villa Rucellai(ヴィッラ•ルチェッライ)で行われた

桜の植樹祭に参加させて頂きました。

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写真 1-1.JPGのサムネール画像

  このプロジェクトはカンピ・ビゼンツィオにお住まいで画家としても活躍されている

道原聡(どうはら さとし)さんが、市と連携して進められたものです。

日伊櫻の会という、フィレンツェ県のピストイアで種から育てた日本の桜の苗木をイタリア各地へ寄贈されている協会があり、その会の会員でおられる、フィレンツェ在住の中川章子(なかがわ あきこ)さんがそのご縁を結ばれたのだそうです。

昨年にはその会の会長でおられる渡部宣子(わたなべ じゅんこ)さんもこのカンピ・ビゼンツィオに訪れて下見をされたとか。

そのホームページの会長のご挨拶の中から抜粋させて頂くと・・・

『このプロジェクトは

『イタリアに日本の櫻を植樹する会』(日伊桜の会)

によって運営されています。この会の願いは二つあります。

一つは、桜の木を植樹することによって、

少しでも地球環境を守るために役立ちたいということです。

そして一つは、この桜を通じて、

イタリアと日本の交流を深めたいということです。

桜、長く厳しい冬の後に、約束したかのように毎春咲かせる薄紅色の花。

一面に咲き誇る桜は、自らの美しさによって多くの人々を幸せで包みます。

これは日本でしか見る事が出来ない、幻想の世界です。

この世界観を、イタリアの人々にも届けたい。

そして桜たちが人々に与えてくれる喜びや幸せの気持ちを通して、

イタリアと日本の交流を深めていきたい。

そうした願いが、お贈りした桜の木には込められています。』

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その時に取材に来ていたOVERTHESKYという

フィレンツェ近郊のニュースを映像にして流している

ジャーナリストのMaurizio Martini(マウリッツィオ・マルティーニ)さんが

コチラに日本の方へ向けての市長のインタビューを載せて下さいました。

道原聡さんがコメントをお願いしている方が

カンピ・ビセンツィオ市の市長、Emiliano Fossi(エミリアーノ・フォッシ)さん。

字幕がついていないので、かいつまんで説明すると

『今回のイタリアに日本の櫻を植樹する会さんからの寄贈を受けて幸せに思っています。

トスカーナと日本の文化が実際にこうやって形になって実を結んだことはありがたいことです。

この美しくて繊細な桜の木を我々も情熱を持って大事に育てていきます。』

とのことで、

このプロジェクトに取り組んだ皆さんが本当に

時間と頭を使ってここまでの形にされたことに感動しました。

 桜の木が育った状態で上から見ると

桜の花の形に見えるように設計された方が、

色々な資料を見て考え抜かれたそうです。

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着物姿で植樹祭を盛り上げて下さったのは、

トスカーナ日本人会の松本人美さんと、副会長の山崎陽子さん。

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市長さんと握手をする山崎さん。

それにしても・・・若くて素敵な市長さんでした・・・^^

櫻を愛でるチャンスがなかなかないイタリアの在住日本人にとっても

とびきり嬉しいニュースです。

またいつかそのお花見の様子をお知らせするのを楽しみにしていますね♡

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