ご最もなお話シリーズ(1)ドイツ最大の民族の祭典「オクトーバーフェスト」

公開日 : 2001年09月24日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

第168回オクトーバーフェストが無事幕を開けました。テロ事件直後だけに、お祭りの開催を懸念する声も聞かれましたが、ミュンヘン市議会の、「ミュンヘンも深い悲しみに暮れている。しかし、悲惨なテロの後も、私達は歩き続けていくのだということをはっきりアピールしたい。」というプレス声明が象徴する通り、テロに屈せず開催されることになりました。テロの惨劇を自らも克服してきたミュンヘンならではの力強い宣言です。

但し、毎年恒例のミュンヘン市長によるオープン初日の鏡開き(樽開き?)は省略され、TV中継、花火大会、各種パレードもやや控え目となります。

開催期間は9月22日から10月7日までの毎日。現地の天候から、会場内の各ビール会社のテント配置図、現場のライブ映像まで、オクトーバーフェストの全てを網羅した公式サイトは、

www.OKTOBERFEST.de(英語版有)。

(そうそう、肝心の1リットル入ジョッキビールの価格は、テントによって11.70から12.80DMデス。)

オクトーバーフェストに次ぐ、ドイツ第二位の規模で同時開催されるのが、毎年五万人の来場者で賑わう、シュトットガルトの第156回「カンシュタット民族フェステイバル」。1818年、ヴュルテンベルクのヴィルヘルムⅠ世により収穫感謝祭として挙行されて以来の伝統を誇ります。詳細は、シュトットガルト観光局のHP

www.STUTTGART-TOURISMUS.de

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シュトットガルト・ホーフブロイ社の「フォルクスフェスト・ビール(民族祭ビール)」と、ミュンヘン・レーベンブロイ社の、その名もズバリ「オクトーバーフェスト・ビール」が市販されています。

シュトットガルトへもミュンヘンへもいけない方、お祭り会場で飲めない口惜しさを肴に、「プロースト(乾杯)!」

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