ごもっともな話シリーズ(3)~ 一番小さなワイン産地「マイセン」

公開日 : 2003年09月25日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

欧州での白色磁器発祥の地として知られるザクセン州のマイセン。マイセンは、ドイツで最も小さく(およそ450ha)、ドイツで最も北東に位置するワイン産地という顔も持っています。800年にわたるワイン用ぶどう栽培の歴史を誇るマイセンで、今週末、毎秋恒例の「ワイン・フェスティバル」が開催されます。26日(金)夕刻、マイセン市長とザクセン州ワインの女王による華やかなオープニングセレモニーとともに、3日間にわたるフェスティバルが幕を開けます。期間中は、マイセン旧市街にずらりと並ぶ露店で地ワインのテイスティングの「はしご」ができるほか、マルクト広場の特設野外ステージや市内外の各会場で、民族音楽、クラシック・コンサート、コーラス、子供たちの演劇、最新ファションショーなどなど、目と耳にも楽しい催しが目白押しです。最終日の昼前には、毎年人気のフェスティバル・パレードがスタートします。パレードの参加団体を見ると、マイセン市長、地元ワイン農家組合、国立マイセン磁器工場から、地元パン職人組合、タクシー業者連合、地元の個人商店やレストランなどなど、地元市民が全員参加しているのではないかと思うほど、実に賑やかで多彩な顔ぶれです。そして、フェスティバルのクライマックスは、恒例の大花火大会。秋の夜空に咲く打ち上げ花火の大輪がそのままエルベ河に映る情景には、ワイングラスを片手にしなくとも、うっとり酔いしれてしまうかもしれません。「マイセン・ワイン・フェスティバル」開催期間:9月26日(金)~28日(日)場所:マイセン市内外の広場、通り、教会、劇場などの各会場にてマイセンの観光情報は:www.touristinfo-meissen.de(ドイツ語のみ)www.meiland.de(ドイツ語・英語)それでは・・・マイセン産の辛口ワインで「Prost(乾杯)!」

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ワイン・フェスティバルのハイライトのひとつ「フェスティバル・パレード」のひとコマ

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