今が旬!「ラバーバー」を食べよう

公開日 : 2004年05月26日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

今の時期、カラフルなとれたて野菜が並ぶ朝市を訪ねると、純白のアスパラガスとコントラストをなして一等席に並べられているのが、ラズベリー色の「RHABARBER(ラバーバー)」。日本では「ルバーブ」とか「食用大黄」なんていう耳慣れない名称で呼ばれているのですが、見たことも聞いたこともないよナァという方が多いのでは?日本ではかなりマイナーなラバーバーも、ドイツではまさに今が旬。外観はフキに似ており、茎をかじると甘酸っぱく、色が赤味を増すほど味わいはマイルドに。ジャム、ケーキ、シャーベットなどのデザートに多用され、まるで果物のような扱いを受けていますが、実はれっきとしたタデ科の春野菜です。もとはチベット・モンゴル生まれで、中国では何と五千年も前に薬草として使われていたものが、18世紀に入いってようやく一般食用に栽培されるようになったのだとか。ビタミンABCやミネラルが豊富で、血液や腸の浄化作用もある、低カロリーのヘルシー野菜「ラバーバー」は、白アスパラガス同様、6月下旬で今年の収穫が終わってしまいます。観光中に立ち寄ったカフェで、旬の「ラバーバー」のケーキを味わうことが出来るのも、残りあとわずか。急いで!急いで!

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今を逃すと来年まで逢えない!「ラバーバー」

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