アインシュタイン・ハウス再公開

公開日 : 2005年05月23日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

相対性理論(E=mc²)の発表から100周年、同時に没後50周年にあたる2005年は「アインシュタイン・イヤー」。その記念年のハイライトのひとつでもある「アインシュタイン・ハウス」の長年にわたる修復作業がついに終了し、このほど再公開の運びとなりました。ポツダム近郊のカプート(Caputh)にある、この「アインシュタイン・ハウス」は、建築家ヴァクスマンの手により1929年に完成。それ以降、アインシュタインがナチス・ドイツを逃れて米国に移住する1933年までの間、夏の別荘として使われたもので、氏ゆかりの場所としては、ヨーロッパでももはやここ一箇所しか残されていないという、たいへん貴重な建造物。アインシュタインが去った後は、ユダヤ人幼稚園として、また、国家社会主義党少年団や空軍から利用されるなど、様々な時代を見つめてきたこの家ですが、このたびの全館修復・再オープンを機に、世界学術交流の場としての平和な役割が与えられることになりました。「アインシュタイン・ハウス」の見学時間、「アインシュタイン・イヤー」の各種イベント詳細は下記へ。www.einsteinjahr.de(英語OK)

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5月22日から一般公開が始まった「アインシュタイン・ハウス」。内部見学できるのは毎木・土・日だけなのでご注意を・・・。

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