ドレスデン聖母教会 再建完成記念式典

公開日 : 2005年10月24日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

第二次世界大戦時の連合軍による空爆で、一晩にして無残な瓦礫の山と化した「聖母教会」。ドイツ統一後の1994年になってようやく修復作業に着手されて以来、実に11年にも及んだ長い長い長い再建作業がついに終了し、来たる10月30日(日)に完成記念式典が開催される運びとなりました。10月30日午前9時、教会前のノイマルクト広場でのブラスバンド演奏と大司教による挨拶で式典が開始。引き続いて10時から教会内で行われる記念式典には、各国来賓、教会関係者に加え、すでに抽選で選ばれた1200人の一般入場者のみが入場でき、教会外部に設置される巨大スクリーンでも、内部の様子が生中継されます。記念式典終了後の午後14時ごろからいよいよ一般見学が開始される予定ですが、待ち時間を軽減し、すべての見学者に平等に見学してもらえるよう、一回ごとの入場者人数が制限され、見学時間も約10分間に限定される予定です。この日は、14~16:30、20~21時、23:30~翌朝5時にかけて一般見学が可能となり、翌31日と11月1日は、正午~17時ごろにかけて内部見学できる予定です。また11月2日以降は、ほぼ毎日正午にオルガンコンサート兼ミサ(入場制限なし)が開催されます。聖母教会の見学時間、教会音楽コンサートなど詳細はwww.frauenkirche.org(英語あり)

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大戦後60年を経て、この廃墟が平和と和解の象徴としてよみがえった(写真:聖母教会財団所蔵)

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