1000店舗突破!靴のディスカウント「DEICHMANN」

公開日 : 2006年12月26日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
DSCN2492.jpg

ドイツに暮らす毎日の中、日本での生活と比して不便さを感じることは多々ある。つくづく良かった〜!と思うことも、もちろんある。そのひとつが、靴のサイズの豊富さである。私の靴のサイズは24.5cm。日本女性の平均よりは(多分今でも)大きい。で、日本にいた時分は、靴を買いに行かねばと思うだけで憂鬱だった。気に入ったデザインが絶対に見つからないということが、買う前から100%わかっているからだ。「これいいナ〜」なんて思っても、サイズはせいぜい23.5cmまでで、24cm以上は絶対に在庫が無い。売り切れてしまったわけではなく、そもそも製造されていないからだ。23.5cmと24cmというのは、数字の上ではわずか5mmの違いなのに、まるで別世界の扱いで、24cm以上の靴はと言うと、メーカー同士で示し合わせたように、色もデザインも思い切りババくさい(失敬)ものばかり。そんな中から一足を選ばなければならない自分が情けないやら、自らの足のサイズを恨むやら、靴屋の店先でひとり暗〜い顔をしていた次第である。

さて、前置きがすっかり長くなってしまったが、そんな私が、嬉々として靴を買えるようになったのは、ひとえにもふたえにもドイツの靴屋さんのお陰だ。私のサイズでも(そればかりか、それよりひとつもふたつも上のサイズでも)、ぶりぶり可愛いキュートな靴、クールでワイルドな流行りの靴がずら〜り並んでいて、あれこれ試着が楽しくて、買う予定がなくてもお店に立ち寄ってしまったりするほどだ。そんな私の、靴屋さんへの感謝の気持ちをこめて(?)ご紹介したいのが、このたびめでたくドイツ国内1000号店をオープンさせた靴の専門店「DEICHMANN」(ダイヒマン)。

「ブランド靴をお安く〜♪♪」という、軽めのキャッチフレーズがTVやラジオでさかんに流れるせいか、新進のディスカウント靴屋かと思いきや、2003年に創業90周年を迎えたと老舗と知ってビックリ。創業者のHEINRICH DEICHMANN氏が1913年に開業した一件の靴工房も、今やヨーロッパ・米国など10数ヶ国に展開、過去20年間に従業員が7倍に膨れ上がったと言うから、そのたいへんな飛躍ぶりがうかがえる。

DEICHMANNのサイト(www.DEICHMANN.DE)では、おススメ商品が紹介されているほか、店舗検索もできるので、滞在予定の町に支店があるかどうかもチェックが可能。オンラインショップもあるのだが、配送先がドイツ国内のみなので、日本在住のみなさまには残念...。私のように、日本での靴のサイズ選びに苦心している方、ドイツ旅行での自分へのお土産には、靴がおすすめですヨ!

画像:緑のロゴが町でも目立つDEICHMANNショップ。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。