メード・イン・ジャーマニーの、日本の包丁
そんなわけで、もはや珍しくなくなった、スーパーの「アジア食品セール」の広告をパラパラ眺めていたら、「SANTOKU-MESSER」という単語が目に入いった(本日の画像)。「サ・ン・ト・ク」って読める....ってことは、これ、日本語じゃない。MESSERはナイフ・包丁の意味だから、「サントク包丁」。サ・ン・ト・ク・? あ〜、それって、もしかして「三徳包丁」のこと?(漢字で「三徳」と書いてもらえればすぐピ〜ンとくるのだけれど、ローマ字になっていると、それを正しい日本語に置き換えてから意味を把握するまでに、多少時間を要する)。
さて、その広告の品の「三徳包丁」、名称が日本語なのだから、やっぱりメード・イン・ジャパン!.....のはずはなく、ゾーリンゲン産だと書いてある。ま、さすがに日本製ではないものの、ご存知、刃物の本場ゾーリンゲン生まれ。近年ではお目に掛かることが少なくなった「メード・イン・ジャーマニー」と知り、広告を目の前に、わずかな感動さえ覚えた。
..... 気を取り直して三徳包丁の広告を読み進めると、「最高級の日本製ダマスク鋼を用いた三徳包丁は、片面それぞれ32層の鋼からなる錆び知らず。サンドイッチ構造により、その切れ味も抜群。刃を研ぐことにより、その都度浮かび上がる独特の年輪模様が、最高級品質の証。肉、魚、野菜、どの素材にも最適で、アジア料理に実力を発揮....」などなど、宣伝文句が並んでいる。
これぞまさしく日本とドイツの包丁コラボ?
なんだか欲しくなってきちゃった。ゾーリンゲン生まれのSANTOKU包丁。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。