ママになる人、お酒はほどほどに

せっかく地ビール王国ドイツに住んでいながら、実は我が家はワイン党。ドイツ産、フランス産、イタリア産等々、近隣諸国産のワインを毎週のように１本ずつ空けていながら、ごく最近まで気づかなかったのが、ワインボトルのこんな表示（本日の画像）。ポニーテールにお腹ポッコリの妊婦さんが、グラスワインをぐびぐびっと飲み干そうとしているイラストに、「ちょ〜っと待った！」とばかりに太い斜線が引いてあるものです。これ、ご覧の通り、「妊娠中、お酒は控えましょうね」の警告ラベル。禁酒マークの横にある、ダブル矢印の「リサイクルマーク」は日本のみなさまにもおなじみかと思いますが、妊婦さん禁酒マークを見たのは初めてです。

さて、画像のワインはフランス産。フランスでは、政府が音頭をとり、市販の酒類に「妊婦さんはお酒を控えましょう」マークを表示することを奨励しているのだそう。そういえば、最近は日本でも、酒類に「妊婦さんは飲酒を控えましょう」という一文が付加される傾向にあると聞きます。

今から数年後のワインボトルのラベルには、妊婦さんの横で、ドライバーや子どものシルエットが、仲良く並んで「斜線」を引かれているかもしれないですネ（苦笑）

本年も引き続き、読み物としても楽しいドイツ発ブログをお届けしたいと思います。また、読者のみなさまからのメッセージも楽しみにしております！ あ、それから、新年会シーズンのお酒は、くれぐれもほどほどに….。

余談：実は、このブログのタイトル、『産むなら飲むな』...のようなニュアンスにしようかと思ったのですが、新年早々ちょ〜っと過激すぎるかな〜？としばし考えた末、現行のようなやわらかいタイトルに変更しました（苦笑）