ドイツの大スター（の手形）が大集結 〜 ライプチヒ

先週末、ベルリンのブランデンブルク門すぐそばにオープンしたマダム・タッソーろう人形館で、なんとオープン初日に独裁者の首が飛んだ事件は日本でも報道されたことと思いますが、展示されているスターの著名度からいくと、ライプチヒにある「STRASSE DER STARS」（STRASSE＝ストリートの意味）もなかなかのレベル。

同じ「スターの手形」でも、ハリウッドのブルバードにある、かの有名な「手形通り」とはひと味違い、ライプチヒの手形はなんと３D仕様。しかも、このプロジェクト用に数年をかけて研究開発された特殊技術により、手のひらの生命線も運命線も結婚線もくっきり識別できてしまうという、まるでスターの手相占いができそうなほどの精密さが特徴です。

さらなるお楽しみは、それぞれのスターの愛用品が手形のそばに添えられているというところ。スターが実際に所持していた小物やアクセサリーを目の前にすると、憧れのスターとの距離がぐぐ〜っと縮まるような気がしてきます。

さて、実際に展示されている手形の持ち主は、「ライプチヒを訪れたことがあるか、あるいは、ライプチヒと深いつながりのある著名人」ばかり。クラシック音楽界からクルト・マズア、パンク音楽界からはニナ・ハーゲン、ファッションモデルのクラウディア・シファー、F１レーサーのMシューマッハ、アイススケート金メダリストのカタリーナ・ヴィット、TOPデザイナーのヴォルフガング・ヨープ、HARIBOグミベアのCMでおなじみのトーマス・ゴットシャルク、海の向こうからマライア・キャリー、ボン・ジョヴィetc...。

観光途中にも立ち寄りやすい好位置にある上、見学はもちろん無料。ドイツ人が憧れるスターってどんな人なんだろ？が一目でわかる、ユニークなアトラクションです。

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海外から特別参加のマライア・キャリー。数千足の靴を所有しているという噂だけに、手形に添えられているのは.....やっぱり、靴。この靴、一度くらい履いたんでしょうかね 笑。（画像：ライプチヒ観光局出典）