世界最大のビール祭り・オクトーバーフェスト〜日本領事館からの注意喚起

公開日 : 2008年09月17日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

今年もいよいよカウントダウンが始まりました、ミュンへンの「オクトーバーフェスト」。約2週間に及ぶ期間中に訪れる観光客はおよそ600万人(単純に日割り計算すると、1日なんと40万人!)、警官の出動回数も1日100件という、桁外れの規模。

開催地であるミュンヘンの日本総領事館より、オクトーバーフェストを訪れる邦人観光客に注意喚起のお知らせが発行されています。総領事館の電話番号も記載されていますので、ミュンヘン旅行をご予定の方は、万が一に備えてメモされることをおすすめします。

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お知らせ(「オクトーバーフェスト」開催期間中における注意喚起)

        2008年9月16日

                        在ミュンヘン日本国総領事館領事班

1.9月20日(土)から10月5日(日)までの期間、ミュンヘンにおいて世界最大規模のビール祭り「オクトーバーフェスト」が開催されます。

「オクトーバーフェスト」には毎年600万人以上の観光客が世界各地から訪れ、会場となるテレージエンヴィーゼ及びミュンヘン中央駅をはじめとした周辺駅等が大変混雑します。

2.そのような状況下、欧州各地からスリ等の窃盗グループがミュンヘンに集まると

言われ、例年、盗難事件等の犯罪が多数発生しており、日本人旅行者のみならず在留邦人が会場及びその周辺で盗難等の犯罪被害に遭っています。

3.ミュンヘン市警察本部によれば、昨年のオクトーバーフェスト期間中の警察官出動

回数は約1600件で、その内訳はスリ・ひったくり・置き引き等の盗難事件、強姦等の性犯罪事件、傷害事件等となっており、盗難事件のみならず性犯罪や傷害事件も多数発生しております。

4.つきましては、ミュンヘンに滞在されている方、渡航を予定されている方は下記の点に留意し、犯罪被害に遭わないよう注意してください。

● 貴重品や多額の現金を持ち歩かない。やむを得ず携行する場合は、ボタンの付いた

内ポケット等に入れるようにし、かつ、現金は小分けにして携行する。

● ビデオカメラやデジタルカメラ等は、首や手にぶら下げて持ち歩くことはせず、

目立たないように常にバッグなどに入れて持つようにする。

● 会場のテント内や市内のレストラン等では、手荷物を放置したまま席を離れない。

● 見知らぬ人から「衣服が汚れています」などと指摘されても、その場では衣服を脱がないこと。

● 警察官と称する者でも、疑わしい場合は、身分証明証の提示を求めたり、周囲に

助けを求める(本物の警官である場合もあるので、挑発的言動は厳に控えてください)。

● 相手が日本人であっても安易に信用せず、借金の要求などはきっぱり断り、警察や

日本の大使館・総領事館に相談するようすすめる。

● 不審物件(置き忘れの荷物等)を発見した場合は不用意に近づかず、警察に通報する。(近年、ドイツ国内では不特定多数が集まる場所を狙ったテロ未遂事件が発生している。)

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  在ミュンヘン日本国総領事館 領事警備班 

   TEL:089−417−6040

   FAX:089−470−5710

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