ドイツ人の目にも涙....花粉症

公開日 : 2009年03月06日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
DSCN4941.jpg

長〜い長〜い冬が終わり、ウキウキ飛びはねたくなるのは、人間だけではないようで。

ドイツでもそろそろ飛行を開始した模様です、「花粉」。

中でも主犯格と言われるのは、2〜4月に飛散が始まるハンノキ、ヘーゼルナッツ、

シラカバ、芝生などで、その後、夏場には松、菩提樹、樫、ライ麦が続き、さらに

晩夏から秋口にかけてはオオバコ、イラクサ、ヨモギなどが勢力を奮うようです。

花粉飛散のハイシーズンには、私たちは一日に8000個もの花粉を吸い込んでいると

いいますから、たとえ昨日まで花粉症と無縁だったとしても、まさに明日は我が身....。

そこで早速、ドイツではどのような花粉症対策が一般に知られているのかを探って

みました。

*在宅時、車の運転時などは、極力窓を閉める。

*自宅の換気をする際は、花粉飛散の少ない時間帯を選ぶこと。都心部なら

早朝6〜8時、郊外であれば夜7時以降が理想。

*車には花粉フィルター(1〜2年ごとに交換すること)を取り付ける。

*特殊フィルター付きの掃除機を使い、(掃除機の)ごみ袋も2週間に一度は

取り替える。もっと良いのは、花粉症ではない家族に掃除を頼み、

自分は掃除に関わらないこと。

*激しい運動は避けること。呼吸が荒く、深くなるほど、花粉吸入量も増えるため。

*温暖で湿度の高い日、また、風の強い日は、花粉飛散が増加するので、外出を避ける。

*メガネ使用者は、レンズだけでなく、フレームもマメに流水で洗うこと。

*毎晩就寝前にぬるま湯で洗髪することで、日中についた花粉の大半は除去できる。

なお、洗髪前には髪をブラッシングしない方が効果的である。

*日中に着用した服を、寝室にかけた(置いた)ままで眠らないこと。草地や森林

のみならず、都心部のみを行動した日でも、花粉は衣服にまとわりついているはず。

*花粉の飛散しそうな時期にバカンスを取る。高地、海辺、砂漠地帯など、

花粉と縁の少なそうな旅行先を選ぶのが良い。

あはは〜!最後の項目、いかにもドイツ人らしい発想です。日本人としては、

「それが出来りゃ〜苦労しないわいっ!」と怒りたくなるところですが(笑

本日の画像

のどかな芝生の田園風景。こんな画像を見ただけで、くしゃみが止まらなくなる

ドイツ人もいるのでしょうね。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。