NATOがやって来る!やっぱり出た便乗商品

公開日 : 2009年03月18日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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来たる4月初旬に開催されるNATO首脳会議。

今回は、NATO創設60周年という記念年にあたる上、話題のオバマ大統領のNATO首脳会議初参加というハイライトも加わって、注目度はますます上昇中。加盟各国の長が大集結するとあって、会議の共同開催地として準備を進めるストラスブール(フランス)とバーデンバーデン(ドイツ)の市民の間でも、ワクワクドキドキ兼おっかなびっくりムードで一杯です。

そんな中、「国際イベントのお約束。きっと出てくるだろうよ」、「いや〜、それは無いんじゃない?ドイツ人、流行モノには冷めてるし」と、かなり期待度低で待っていましたところ、どっこい登場しました、NATO便乗グッズ。

本日ご紹介するのは、甘党王国ドイツならではの「OBAMA TORTE」(オバマ・トルテ 本日の画像)。

町外れにある、カフェコーナー付きのケーキ屋さんのウインドウに、2週間ほど前から掲げられていた「オバマ・トルテあります」の文字。"NATO"よりも、"OBAMA"というネーミングの方が親近度度高いと見たのでしょう。どんな作品なのか気になりつつも、そもそもケーキをテイクアウトして自宅まで持ち帰るには、片手が確実にケーキ袋用に使える「片手手ぶら状態」でなければならないのすが、竹村健一さんに呆れらるくらい、常に大量の荷物を持ち歩く私としては、なかなかそのチャンスがなかったのです。

それはさておき、そのカフェ兼ケーキ屋さんに足を踏み入れ、ショーケースで目的のOBAMA TORTEを捜すも、見つからず。あらら、まさか売り切れ?「OBAMA TORTEってどんなのですか?」と尋ねてみると、店員さんが答えるより先に、傍らのテーブルでコーヒーを飲んでいたお客さんから笑い声。「人気商品なんですか?」と返してみると、そのお客さんは、自分のテーブルにのっている食べかけのケーキを指差して「私もまんまとひっかかったのよ」。

その後、店員さんが、ショーケースのど真ん中にあるOBAMA TORTEを指差してくれるまで気づかなかったほどの、地味な外観。星条旗のようなド派手なイメージを持っていたのですが、画像でご覧のように、ダークチョコレート一色の控えめな作品。チョコレートクリームで書かれた、半端な筆記体の"OBAMA"の5文字さえ無ければ、どの店にもありそうなシンプルなチョコレートケーキですが、サンドされたチョコクリームもチョコのコーティングも絶妙なほろ甘さで、チョコレート党にはおすすめの一品です。

OBAMA TORTEは、テイクアウトする場合はひとつ2.50ユーロ。カフェコーナーで食べる場合は、ケーキの価格は少々割り増し(2.80〜3.00ユーロ程度)になるのが普通です。

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