ドイツのファーストフードは焼きソーセージ

公開日 : 2009年06月08日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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ファーストフードの代名詞でもある「ハンバーガー」の語源が、ドイツの港町ハンブルクにあるのは有名な話。そのドイツで、断然の知名度を誇るファーストフード・チェーンは、言わずと知れたマクドナルドです。

マクドナルドがドイツのミュンヘンに第1号店を出店したのは1971年のことで、日本(銀座)への初出店と同じ年。この銀座店はすでに存在していないそうですが、ドイツ第1号店は、今なお同じ場所で営業中。思い起こせば◯十年ほど前、学生時代に訪れたミュンヘンで、マクドナルドのメニューに「ビール」があるのを見つけていたく感動し、飲めもしないのに"はずみ"で注文してしまったことをよく覚えています。今思えば、あの店がドイツ第1号店だったのかもしれません。

ところで、ハンバーガーやフライドポテトといった強力なライバルをおさえて、ドイツで最もポピュラーな軽食と言えば、立ち食いスタンドの「焼きソーセージ(Bratwurst)」。ドイツの街角でよく見かける、インビス(Imbiss)と呼ばれる立ち食いスタンドの定番メニューでもある焼きソーセージは、白くて丸いパン(Broetchen、Semmel、Weckなどど呼ばれる)にはさんで大口でガブリ!!が正しい食し方。白パンの他に、フライドポテトにケチャップを「これでもかっ!」とぶっかけた(失敬)ものも人気の付け合わせ。値段もせいぜい2〜3ユーロ程度とお手頃なので、焼きソーセージをガブリ!でランチを済ませてしまっている、学生やビジネスマンをよく見かけます。

国民食とも言える焼きソーセージ。とりわけ、チューリンゲン地方のものは、頑固なドイツ人もうなる伝統の美味しさ。チューリンゲン地方(エアフルトアイゼナハイエナワイマール....)を訪れる方は、本場のあつあつジュージュー焼き立てを、くれぐれも食べ逃しなきように!

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