マイケル・ジャクソンを悼む日本のファン

世界中に中継された追悼式が終了した今になっても、マイケルの突然死をめぐるドラマが幕をおろす気配はなく、ドイツの日刊紙をめくってみても、関連記事を見かけない日はありません。

サクセスストーリに始まり、世間を騒がせた裁判沙汰、今夏に予定されていた復活コンサート、そしてもちろん、今回の悲劇にいたる経過、さまざまな憶測、関係者の証言....。CDやマイケル関連グッズが飛ぶ様に売れているのは、ドイツでも同じ現象です。

そんな中、「マイケルの死を悼む日本人ファン」の写真入り記事を見かけました。（本日の画像）

太字の大見出しには「薬物中毒鑑定の結果待ち」、さらに続けて、「他殺説はない模様。死因は心筋梗塞か」というようなことが書かれています。

また、涙をぬぐう女性ファンの写真の下には、「世界中のファンが〜 そしてここ日本でも〜 キング・オブ・ポップスの死を悼む」とあります。

マイケルの急逝直後、「今回の突然の出来事をどう思いますか？」という街頭インタビューがテレビで放送されていましたが、「たいへんなショックだ....」、「心から悲しい...」だという答えと同じくらい、「何だか、常に同情の念を抱いてしまうような、かわいそうな人だった」というコメントが多かったのが印象的でした。