ナイトミュージアム 〜 金曜の夜、恐竜たちが....

公開日 : 2009年08月08日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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オープンしてわずか3ヶ月余りで、15万人もの入場者を記録したのが、ミュンヘン郊外の

世界最大の恐竜の化石、さらに、世界最古の恐竜化石の発見地としても知られ、恐竜発掘の宝庫とも呼ばれる南米アルゼンチン。そのアルゼンチンにある「自然科学博物館」や、「古代生物博物館」など、合計7カ所の博物館から集結した恐竜の化石や骨格が一同に展示されている展覧会で、アルゼンチンの発掘物が一同に集結したものとしては、世界初の展示です。

展示品のハイライトとしては、体長40m、高さ8mという、巨大な草食恐竜"Argentinosaurus"、肉食恐竜として最大の"Giganotosaurus"、また、発掘された中で最も古い時代を生きたとされる"Eoraptor"、さらには、2008年末に発掘されて以来、今回が実に世界初公開となる"Austroraptor cabazai"などがあり、白亜紀の終わりに命絶えるまでの恐竜の足跡を、時代を追ってたどることができます。

昼間の見学とならんで人気を集めるのが、特別企画の「ナイトミュージアム」(正確には、「懐中電灯ツアー」)。

毎週金曜日(8〜9月は水曜日も追加になること有り)の閉館後にスタートするガイドツアーで、各自が持参した懐中電灯を手に、かつては地球の主であった恐竜たちの間を練り歩くというもの。ひょっとすると、映画の「ナイトミュージアム」さながらに、展示品が命を吹き返してしまうなんてことが、ありえるかも?

大恐竜展「DINOSAURIER GIGANTEN ARGENTINIENS」インフォ:

2009年10月25日まで毎日開催

開館時間:月〜金9〜18時、土日祝10〜18時

入館料:大人9ユーロ、子ども4.5ユーロ

なお、「懐中電灯ツアー」に参加するには、事前予約が必要です。

本日の画像:

これも展示品。大恐竜展「DINOSAURIER GIGANTEN ARGENTINIENS」よりご提供いただきました。

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