チョコとビネガーの甘酸っぱい関係

公開日 : 2009年10月07日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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ちょっと意外な異食材同士のコラボが続々誕生する今日、チョコレートとお酢の共作があっても、不思議ではないはず....。

ネッカー川が大きくうねったところに、そのカーブに添うように横たわるグンデルスハイム。人口7,500人あまりの小さな町にありながら、ドイツ国内外からのチョコレートファンが絶えないのが、すでに3代目となった菓子職人シェル氏が率いるカフェ・シェルです。

さて、このカフェ・シェルをカフェ・シェルたらしめているのが、すでに特許も取得したという「Essigschleckerle」(エッシヒ シュレッケルレ)という最高級の手作りプラリネ。

ドイツ語でビネガー(酢)のことをEssigと言うように、このプラリネでは、ビネガーとワインが隠し味の大役を果たしているのですが、そのレシピは、門外不出の極秘文書扱い。誰にも教えないヨと言われると、どうしても謎を解き明かしたくもなるもので、それには、まず現地での味見から....。

カフェの一角に腰掛けてメニューを開くと、さすがにチョコレート職人の店だけあって、ココナツ入りココア(2.30ユーロ)、ホワイトチョコレートドリンクのサフラン風味(1.90ユーロ)、シェル特製手作りチョコレートケーキ(2.70ユーロ)などなど、チョコレートにこだわったオリジナル品がずらり。

さらに、店内にはテイクアウトお土産コーナーもあり、上述のビネガー&ワイン入りプラリネ(内容量により、大小パッケージ有り)を始め、可憐なバラの花びら入り「ホワイトチョコレート酢」(100ml 9.90ユーロ)、ビーフ料理との相性抜群という「チョコレート・ヌードル」(250g 3.40ユーロ)、チョコレートケーキ作りの必需品「チョコレート塩」(200g 5.90ユーロ)などが、上品にラッピングされて棚を飾ります。

チョコレートケーキの味見だけでは物足りない!お菓子職人シェル氏の世界に浸っていたい!という旅行者には、併設されているペンションで、とろける夢の一夜を過ごすのもおすすめ。そう、シェル氏手作りのウェルカム・チョコレートが待っているゲストルームで....。(一泊朝食付きで、シングル48ユーロ〜、ツイン58ユーロ〜。連泊割引も有り)

カフェ・シェルのあるグンデルスハイムへは、ハイデルベルク、またはシュトゥットガルトなどから、普通電車にゆれて1時間ほどの旅。

運行詳細はドイツ鉄道HPでご確認を。

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まずはソースをつけず、ざるそば感覚でツルツルンと味見してみたいチョコレート・ヌードル

(画像の品は、カフェ シェルの取り扱い商品ではありません)

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