本日の時価は69ユーロなり 〜 ガソリンスタンドじゃないよ
本日の画像、ガソリンスタンドじゃ〜ありません。
画像右に見えるのは、最近オープンしたばかりのIBIS HOTELです。
私、旅行ガイドブックの編集もお手伝いさせて頂いているのですが、その改訂作業の際に苦労していることのひとつが、「ホテルの宿泊料金の改訂」です。
つまり、ガイドブックに掲載されているホテルやペンションの料金を改訂すべく、一軒一軒の宿泊施設に料金を尋ねるわけですが、ここ数年、「さぁ〜、わかりません〜」という返答がうなぎのぼりに増えているのです。
その日その日の客室稼働状況によって、一泊50ユーロでも「どうぞどうぞ、お泊まりくださいませ」の夜もあれば、「300ユーロ払わなきゃ、泊めてあげないヨ」の強気の夜もある。
それは当然と言えば当然なのですが、振動幅が大きいゆえに、旅行者にとっては料金体系がかなり不透明で、「ガイドブックに載っていた料金と違いすぎるよな〜」とか、「隣の客室よりも多く払っているなんてこと、ないかなあ?」なんて疑いを抱いた経験があるのは、私だけではないと思います。
そんな中、この画像のホテルは、「今日はこの値段で泊まれますよ」をピカピカ電光掲示板で内外に明示してくれる、竹を割ったような気持ちよさが魅力。
これなら、隣の部屋も、私も、真下の部屋も、みな同じ69ユーロ。
朝食会場が嫉妬で渦巻くこともなく、ゲストみんなが公平にステイできそうな気がします(笑
画像に出て来る単語お勉強コーナー:
klimatisiert:冷暖房完備(由緒ある建物を使用しているホテルなどは、冷房設備がないところが多いので。但し、冬の厳しいドイツですから、暖房が無いなんてことはありえません)
Einzelzimmer:シングル
Doppezimmer:ツイン(ダブル)
Zimmerpreis pro Nacht(一泊あたりの部屋代)
「部屋代」と書いてある場合は、朝食が含まれていないのが一般的ですが、
ホテルに(あるいはシーズンに)よっては朝食込みのこともあります。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。