葛藤よサヨウナラ〜甘党が幸せにひたれるレストラン

公開日 : 2009年11月17日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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外食するたびに味わう、あの葛藤....。

胃腸的には、ほぼ満腹御礼。

されど食べたい魅惑のデザート。

食べずに帰れば後悔するし、食べたら食べたで、後悔二倍。

二度とあんな苦しい気持ちになるのはもうイヤ!な甘党のみなさん、明日からは、胸を張って通いましょう、このレストランに!

北ドイツはハンブルクのUhlenhorst地区にオープンして以来、葛藤知らずの幸せな甘党でにぎわうのが、本日ご紹介するレストランPRINSESSAN(スウェーデン語でプリンセスの意)。

なぜハンブルクの甘党がこの店に集うのかと言うと、このレストランが、ドイツ初の「スイーツ専門レストラン」だから。街角にあるカフェと異なるのは、この店があくまで「きちんと食事をとるためのレストラン」であるという点。そして、あくまでレストランでありながら、「前菜も主菜も、もちろんデザートも、すべてスイーツで統一されている」ところが、セールスポイントNo.1なのです。

たとえば、ランチセットの一例を覗いてみますと、前菜が「季節のフルーツサラダ。あつあつチョコレートソースがけ」、続くメイン料理が、「採りたてベリー付きのミルフィーユ。バニラムースとカシスのシャーベット添え」。デザートが「プチフールのバリエーション」という具合。

一般のレストランでは、メニューの中の「デザート」のページに収まっているスイーツが、この店では、前菜、主菜、デザートの三役をすべて掛け持ちしているというわけです。

さて、この甘〜いレストランの創業者兼オーナーは、ROMANさんというドイツ人男性。ROMANさん、ニューヨークの街角カフェで甘いデザートを口にしている時、ビビビ!とアイデアの落雷に遭遇したのだそう。早速、帰路の飛行機の中でコンセプトをまとめ、ドイツへの着陸と同時に、アイデアを実行に移し始めた彼は、数ヶ月後にはハンブルクに店をオープンしてしまったという、目にも鮮やかな行動の人。

とくに週末は、予約なしでは座れないほどの人気というレストランPRINSESSANでは、食事によく合うデザートワイン、チョコレート風味の黒ビール、オーナーのROMANさん一押しの緑茶を始め、飲み物系のバラエティーも充実。

さらに、朝10時〜14時限定の「朝食セット」には、店名のPRINSESSENにちなんで、マキシマ、カーラ ブルーニ、レティシアなど、ヨーロッパのプリンセスやファーストレディーの名がつけられています。

チョコレートの生まれ変わりのような甘党の彼女にお付き合いして、しぶしぶご来店、という辛党の男性諸氏には、例外的にチーズを使った料理も用意されていますので、とろけるようなデートのロケーションとしてもおすすめです。

住所:HOFWEG 63、22085 HAMBURG(旧市街とは、

アルスター湖をはさんだ対岸という感じの位置関係)

営業:火〜日曜 10〜20時

(朝食は〜14時まで、スイーツ三昧のコースメニューは15時〜)

本日の画像:

向かって右端が、創業者のROMANさん。ビジュアル的には

スイーツというより、むしろ辛口体育会系かも...

(レストランPRINSESSENよりご提供いただきました)

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