カラカラ浴場の入場システムが変更になりました

公開日 : 2009年12月24日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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年間を通じて、地元民や観光客でにぎわう、バーデンバーデンカラカラ浴場。大規模な内装改修工事の終了に伴い、カラカラ浴場の入場システムも様変わりました。

旧システムと大きく違う点はふたつ。まずは、1F入り口付近にあった入場券販売カウンターが2Fに移動したこと。次に、「カード式」だった入場券が「腕バンド式」に変わったことです。

カラカラ浴場を利用するには、まず1F正面のガラスの回転ドアを入り、目の前の大きな階段を上りきったところにある2Fの受付へ。ここで、係員に希望の利用時間(2時間〜4時間)を告げて料金を支払うと、チップ内蔵型の腕バンド(本日の画像)を手渡してくれますので、各自がこれを持って入館します。

次に、更衣室で水着に着替え、脱いだ衣服をロッカーに収納しますが、そのロッカーの「鍵」の役目を果たすのも、この腕バンド。ロッカー施錠時に、チップ部分でロッカー扉についているボタンを押すことで、ロッカーの鍵が閉まる仕組みです(ロッカーを開ける際も同じ要領で)。

ここで気をつけたいのは、この腕バンドのチップには、ロッカー番号が記憶されてはいるものの、「利用者の目に見えるようにはロッカー番号が表示されない」ということ。つまり、自分のロッカーが何番だったかは、自分で覚えておかねばなりません。

2時間も3時間もカラカラの湯やサウナを堪能した後、「はてな?私のロッカー、何番だったっけ?」なんていう利用客、恐らくひとりやふたりじゃないと思うのですが....。(苦笑)

ちなみに、入浴中に、利用時間があとどのくらい残っているかを知りたい時には、場内にある「残り時間チェック機」で確認することが可能です。

チップ付き腕バンドは、入浴・遊泳中も常に携帯し、最後にカラカラ浴場を退出する際に回収口に差し入れ、超過料金(10分経過する毎に0.50ユーロ)などが発生していなければ、そのまま退出できます(腕バンドはそのまま回収されます)。

なお、地元市民はカラカラ浴場の回数券を購入していることが多く、そういった利用客の場合、腕バンドは出口では自動回収されず、次回も利用できるように、また戻ってくる仕組みになっています。自分の前に退出した人の腕バンドは返却口から戻ってきたのに、自分のは戻ってこない〜!と慌てる必要はありません...。

なお、カラカラ浴場お隣りのフリードリヒス浴場の方でも、この腕バンド方式が採用されています。

本日の画像::

カラカラ浴場への入場券として新登場した、チップ内蔵の腕バンド。

入浴した記念に持ち帰れたらいいですね〜!

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