ドイツ男はひげ剃りチャンピオン

公開日 : 2010年05月18日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香
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全ドイツのサッカーファンが、一斉にガク〜ンと首をうなだれているバラック・ショック(=ドイツ代表チーム主将のバラック選手が負傷、W杯出場絶望?というニュース)。「出場は100%不可能なのか?」、「誰が代わりの主将を努めるべきか?」などなど、W杯サッカー論議は白熱の一途。さらには、バラック選手に怪我をさせてしまった相手の選手へのバッシング専門サイトまで登場してしまったとなっては、この相手の選手、当分はドイツ人の前に姿を現さない方が身のためかもしれません。

ところで、サッカーW杯といえば、勝敗のゆくえとともに注目されるのが、各国代表選手の人気度、モテ度ですが、ドイツ女性が抱く「好みの男性像」って、一体どんな感じなのでしょうか。内面や性格に関わる好き嫌いは、100人100通りの答えがありそうですが、男性の"外見"については、意外にも一致した意見があるようです。それは、「ひげ男はイエローカード!」という厳しいジャッジ。

中世の大音楽家や、ドイツ皇帝の古〜い肖像画が脳裏に焼き付いているせいか、私が抱くドイツ人男性のイメージは、なぜか「口ひげ、あごひげ」なのですが、今どきのドイツ女性の間では、「ひげ男は魅力半減!」という評価が大勢を占めているよう。

そんな事実を知ってか知らずか、ドイツ人男性が毎朝のひげ剃りやヘアスタイリングに費やす時間は、一生のうちで実に47週間(ヨーロッパ平均は29週間)と、ヨーロッパを見渡してもダントツ!なのだそう。へぇ〜、これってちょっと意外?!と感じるのは、読者のみなさまだけではないようで、「ひげ剃りやヘアケアに時間を割いていそうなのは?」との問いに、「イタリア人男性!」を挙げるヨーロッパ女性が圧倒的。逆に、ドイツ人男性のイメージについては、毎朝の入念なお手入れもむなしく、「ちょっと体臭が気になりそう....」なんていうキツ〜い意見が多いとか。

そんな近隣国女性の辛口評価にもメゲることなく、ひげ剃りチャンピオンの座を死守するべく、明日もまた洗面所にこもってお手入れに精を出すドイツ人男性。その努力が実を結ぶ日まで、ガンバ!

本日の画像:

キックオフまで待ちきれず、そろりそろりと登場し始めたW杯便乗グッズ。

ドイツでも人気のチキンナゲットが、サッカー選手や優勝トロフィーの形になっています。

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