新一年生を応援する広告

短い夏が終わり、そろそろ秋物をひっぱり出してくる頃になると、ドイツでは新入学のシーズン。ドライバーへの注意を喚起する、「新学期が始まりました！新一年生が登下校します。安全運転を！」という車道沿いの横断幕も、この時期の風物詩です。

新入学シーズンの風物詩と言えば、日刊新聞に掲載される個人広告もそのひとつ。「◯◯ちゃん、ご入学おめでとう！楽しい学校生活を！」といった内容の「ピカピカの一年生応援広告」が、（主に地方紙の）日刊紙面上でよく特集されています（本日の画像）。

広告主は、新入生の両親や、おじいちゃん・おばあちゃんであることが多く、子どもの顔写真に添えられたメッセージを読むと、「◯◯ちゃん、これから勉強をしっかりがんばろうね！」という応援モノから、「◯◯君も、もうそんな年齢になったんだねえ〜...」という、じみじみ感慨モノまで内容も様々ですが、いずれも、我が子（孫）への愛情とエールがあふれた、心に残るメッセージです。