鉄道も、空の便も、大雪にのまれています

公開日 : 2010年12月24日
最終更新 :
筆者 : 柴山 香

今朝も起きたら....やっぱり銀世界。

全国的にクリスマスホリデーに突入したばかりのドイツの最高気温は、「マイナス」で始まる日が多くなり、こうなると、「プラス気温」の冷蔵庫の中にでも潜り込んで、暖をとった方がよさそうです。

気になる交通機関の運行状況ですが、送電線の凍結などにより、ICE新幹線を始めとする中・長距離列車の遅延・運休が相次いでいます。鉄道利用予定のご旅行者は、乗車予定の列車がそもそも運行するのかどうか、事前の情報収集をお忘れなく!

たとえ1時間遅延してでも、列車が発車してくれたなら、あなたはかなりの強運者!

万が一、列車が時刻通りにホームを出発しようものなら、宝くじに当選したくらい大げさに喜んで下さい!今回のドイツ旅行、きっといいことがあります(笑

大雪の被害が甚大な地域では、運休どころか、鉄道駅自体が閉鎖されてしまうケースさえありますので、そんな場面に遭遇した場合は、ドイツ人式に、「なるようにしか、ならないさ!」と大きく構えるのがコツ。

実際の運行状況と完全に一致しているか否かは、いささか疑問ですが、ドイツ鉄道の運行状況チェックサイトを、ご紹介しておきます。発着駅(または停留所)の名称、日付、時刻、バス路線番号(任意)、列車番号(任意)をインプットし、最後に交通機関の種類(ICE、EC、バス、地下鉄など)にチェック印を入れると、交通機関の運行状況が、ほぼリアルタイム表示されます。

こうして表示されたリストの中の一番右にある「Aktuelles(現況)」の欄に、例えば

ca. 110 Minuten später,

Grund: Witterungsbedingte Störung

と赤字で表示してあったとしたら、これは「天候の影響で、およそ110分の遅延」という意味。逆に、緑の文字で「pünktlich」と表示してあれば、おめでとうございま〜す!!宝くじに当選で〜す!(=定刻通りに運行しているという意味)

さて、大雪の影響は、さらに高速道路や空の便にも及んでいます。各地で車両のスリップ事故が頻発している上、デュッセルドルフ空港ベルリンの諸空港では、遅延や欠航も相次いでいます。空港のサイトにも表示されているように、空港へ向かう前に、くれぐれも運航確認をお忘れなく!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。