ドイツも理科系ブーム？～ドイツ博物館

限定発売のスイーツを求める買い物客や、キャッシュコーナー前で辛抱強く順番を待つ人々の行列が当たり前の日本に比べると、「行列レス」なドイツの日常。

そんな中、久しぶりに長蛇の行列を目にしたのが、ミュンヘンにあるドイツ博物館。理科系、技術系、自然系のオモシロ実験や展示がある巨大博物館だけあって、家族連れにも大人にも人気の高い観光スポットなのですが、この日は、連休と悪天候（と言っても、ただの小雨）が重なったためか、博物館の入口が目に入るよりもはるか前に、人、人、人の行列が目に飛び込んできました。

スーパーのレジ待ちには慣れているものの、この時ばかりは、行列後尾の人々のうんざり顔を見るにつけても並ぶ意欲が失せてしまい、結局は、同じく挫折組が「せめてのも記念に」入る、待ち時間無しの博物館ショップをチラっと覗いたのみ。ドイツ博物館のシンボルマークである、背の高い塔をうらめし気に振り返りつつ、入館を断念したのでした。

全世界から観光客が集まるミュンヘンの人気スポットだけに、多少の混雑は予測していたものの、気が遠くなるような待ち時間にはビックリ。週末や悪天候の日にここを訪れる方は、オープン時間前に並ぶくらいの覚悟で現地入りする方が、結局は時間を無駄にせずに済みそうです。

本日の画像：

この行列のはるかはるか先に、博物館入口があります。