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ドイツ/フライブルク特派員ブログ ブン

ドイツ・フライブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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今回は、私が現在受講しているドイツ語のクラスで先生が出題してくれたフライブルク市の特徴を掴むためのクイズ「フライブルククイズ」の出題内容に基づき、フライブルク観光で押さえておくべき10のスポットのうち5つを簡単に紹介します。ドイツ、フライブルク市に観光予定の方はぜひプランニングの参考にして頂ければ幸いです。


1.フライブルク市を流れる川の名前は?

選択肢はa.Einsam(アインザム)、b.Zweisam(ツヴァイザム)、c.Dreisam(ドライザム)の3つで、正解はcのDreisam(ドライザム)川です。川の名前にdrei(ドイツ語で”3”の意)が付いているので、選択肢がすべてein(ドイツ語で”1”の意)、zwei(ドイツ語で”2”の意)と数字に関するものになっているのが面白いですね。


こちらがドライザム川。普段はもっと落ち着いているのですが、写真を撮ったのが濁流の日だったので、少し残念な感じです。。。


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さて、このドライザム川沿いには「Café Extrablatt(カフェエクストラブラット)」というおしゃれカフェがあります。ハイデルベルクとか、他の街にもあるチェーン店ではありますが、フライブルク店はドライザム川を満喫できるのが特徴です。メニューにも、ブルストやシュニッツェルなどドイツ名物がそろえてあるので、気軽にドイツ料理を楽しむことができます。晴れて気候の良い日には、川沿いのテラス席が大人気で人が溢れ出す、おすすめのカフェです。


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2.フライブルクすぐ近くの高さ1284mの山の名前は?

選択肢はa.Schauinsland(シャーウィースランド)、b.Guckinstal(グッキンスタール)、c.Siehdenwald(シーデンバルド)の3つですが、a.Schauinsland(シャーウィースランド)が正解です。Schauinsland(シャーウィースランド)には、頂上まであっという間に登れる長いケーブルカーがあり、街の中心街から山のてっぺんまで約40分くらいで行けてしまいます。つまり、市街地観光とシャーウィースランド観光と一日に盛り込むことが可能なわけです。人が溢れかえっている街の中心から、1時間もせずに大自然の山の頂上に行けてしまうというのが、フライブルクのすごいところの一つだと思います。


街の中心、Bentoldsbrunnen駅から、2番線トラムに乗って終点まで行き、そこから直通のバスに乗って山のふもとのケーブルカー乗り場まで。ケーブルカーは年間パスポート券もあります。7月中旬には、今年は星空の中で夜間運行するという素敵なイベントもやっていましたよ。(ただ、この時期日没が22時くらいなのでかなり遅めの時間になります。)


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ケーブルカーに乗って上っていくゆったりとした時間もとても素敵なのですが、頂上には、さらにこんな展望台がそびえたっています。


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上るとこんな景色が広がっていて、環境都市フライブルクらしい、風力発電の景色も見下ろすことができます。写真を撮影した時期は春(街は雪がなくなったころ)でしたが、山の上はまだまだ真っ白でした。


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Schauinsland(シャーウィースランド)のケーブルカー、「Schauinslandbahn」の情報は、こちら


3.Schlossbergの上には何がある?

そもそも「Scholossberg(シュロスベルク)」とは何かというと、街を一望できる小高い丘です。短いですが、ケーブルカーでも上ることができます。さて、選択肢は、a.einen Biergarten(“ビアガーデン”の意)、b.ein Obserbatoruim(“観測所”の意)、c.einen Fernsehturm(“テレビ塔”の意)の3つで、正解はドイツらしくa.einen Biergarten(ビアガーデン)です。


ここには景色が良く、テラス席の人気な雰囲気が良いレストランもあります。「Schlossbergrestaurant Dattler」はフライブルクでちょっとおしゃれに眺望を楽しみたい時に、おすすめのレストランです。テラスからの眺望は、こんな感じ。ちょうど夕暮れ時で、少し画像が見えにくいかもしれませんが。。。


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4.フライブルクの二つの門の名前は?

中世の頃、ヨーロッパの各都市の周りをぐるっと囲んでいた城壁。各街にはその名残で城壁やその門が残っています。フライブルク市には、街の両端に2つの門があります。さて、選択肢は、a.Georgstor und McDonaldstor(ジョージーストワーとマクドナルドズトワー)、b.Schwabentor und Martinstor(シュバーベントワーとマーティンストワー)、c.Schwarzwaldtor und Hexentor(シュバルツトワーとヘクセントワー)の3つですが、b.Schwabentor und Martinstor(シュバーベントワーとマーティンストワー)が正解です。確かに、Martinstor(マーティンストワー)にはマクドナルドが入っているのですが、選択肢a.ははずれです。二つの門の付近は写真に写すと可愛いスポットの一つなので、ぜひ訪れてみることをお勧めします。


Schwabentor(シュバーベントワー)がこちら。街の中心「Bertoldsbrunnen(べントルズブルンネン)」駅から1番線トラムで一駅の「Oberlinden(オーバーリンデン)」駅の付近にあり、街で一番可愛いと言われる「Konvikstrasse(コンビクト通り)」もすぐ近くにあります。


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そして、「Bertoldsbrunnen(べントルズブルンネン)」から2、3、5番線の停留所方面に行った方向にあるのが、Martinstor(マーティンストワー)。この門の付近には、マックやスタバなどお馴染みのチェーン店が揃っています。


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5.フライブルガー「lange Rote(ランゲローテ、”赤い長いもの”の意)」とは何か?

選択肢はa.eine rote Strassenbahn (“赤いトラム”の意)、b.eine Frau mit roten Haaren(“赤い髪の婦人”の意)、c.eine heisse Wurst, die es auf dem Münsterplatz gibt(“ミュンスタープラッツで売られている熱いソーセージ)の3つで、正解はドイツらしくc.のソーセージです。私はまだ挑戦したことがないのですが、市場の開かれる時間やイベントの際に、大聖堂前で下のような名物ソーセージが売られているそうです。


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いかがでしょうか。人口22万人、青森県ほどの小さな田舎都市ですが、色々と魅力があることがお分かりいただければ嬉しいです。次回はクイズの引き続きクイズの内容に基づき、観光に役立つ残り5つのフライブルク豆知識をお届けできたらと存じます。




2017年7月23日

ドイツと言えば、やっぱりビール、ですが、フライブルク市のあるバーテン地方はワインも有名です。毎年、この時期には大聖堂前の広場でワインフェスタが行われ、地元名物のワインを廉価で楽しめるので、この時期にフライブルクに旅行に来られる際には、ぜひ足を運んでみたらよいかと思います。そこで、今日はこのワインフェストの紹介です。


開催期間は5日間、今年は7月6日から11日まで、毎日17:00~24:00の間、金土は夜中の1時まで開催されます。(※詳細に関しては、こちらをご確認ください。)この時期、フライブルクは割と暑い日が多いので、日が暮れる頃の方が快適に楽しめる気がします。とはいっても、日没は22時近くになってしまいますが。


私はもともとアルコールが体質的に得意ではない上、妊娠中なのでワイン自体を楽しむことはできなかったのですが、普段とは全く違う大聖堂前広場の雰囲気を楽しむことができました。つわりがひどいので早々に切り上げることになってしまいましたが、ワイン好きの旦那は少し心残りな様子でした。


フライブルク大聖堂の前、ここが会場です。たくさんの路面店が出店しています。


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フライブルク名物、ミュンデンホフという市の動物園で製造販売されているアイス「Hof Eis」の路面店も出店していました。ここのバニラが特に美味しいのでおススメです。旦那はまだ食べたことがなかったので、教えてあげたらその美味しさにビックリしていました。


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広場の周りには、テーマごとに12ほどのブースがあって、地元名物のワインや食事を楽しめるようになっています。


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ワインの値段、メニューはこんな感じ。一杯1~2€で楽しむことができるなんて、すごいですね。フランスのボルドーのワイン委員会直営のお店では、おしゃれな空間で高級なボルドーワインを同様に破格で「試飲」できるので、旦那が大喜びして、一日に3回も同じお店に行くことになってしまったのですが、その時に感じたお得感をちょっと思い出しました。


ただ、注意点は、クリスマスマーケットとは違い、ワインのグラスは買い取り制です。大体1.5€で買い取ることになるので、結局ワインの値段は倍くらいになってしまいます。グラスはフェストの刻印が入っていて記念になりますが、旅行者からすれば(現地在住者でも)グラスそのまま持って帰れと言われてもちょっと困ってしまいますよね。もしグラスを置いていった場合でも、お金のリターンはありません。そこがちょっぴり残念ポイントでした。


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テントのお店の雰囲気は、こんな感じ。グラスがずらりと並んでいて、なんかすごいですね。


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飲んだのは、マスカテラ(マスカットを使ったワイン、すごく甘いことが多いので、女性向けですが、今回のものはそこまで甘口ではなかったようです)とぶどうジュース。グラスに大聖堂の絵が入っているのが写真でも見えるでしょうか。


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暑い日だったので、アイスワインという名で、かき氷のようなワインを売っている店舗がすごく魅力的に見えました。ちなみに、このお店はグラス返却おっけーなので、お客さんたちがどんどんグラスを返しに来ていました。残念ながら、他店とグラスが違うので他店のものは返すことができません。


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グラス持ち帰りシステムがちょっぴり残念なフェスタですが、全体としては地元名物のワインを安く楽しめる、良い機会だと思います。この時期にフライブルクを訪れる予定のある方は、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。



2017年7月10日

ヨーロッパの街に来たら、とりあえず観光スポットの一つになっている大聖堂。何となく、ステンドグラスの大きさとか、パイプオルガンの立派さとかで、ああこの教会はすごい!とか、この教会しょぼいな、とかそんな観光の仕方をしていませんか?恥ずかしながら、私はそのような観光をしていました。でもこの大聖堂、そのような観点だけでなく、細かい背景を知るととても面白いスポットなんです!


今週の水曜日に、ドイツ語の授業で先生が特別にフライブルク大聖堂について実際に見学しながら、その細かな歴史的背景を教えるという素敵な授業をしてくれました。その授業の内容に基づいて、今回はフライブルク大聖堂の秘密をご紹介する記事を書きます。中々大きくて、ステンドグラスがキレイで、4つもパイプオルガンがある見ごたえありな大聖堂ですが、そこにはたくさんの歴史が隠されていました。これらの前提知識は、実際に旅行に来られる際に、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。


1.フライブルク大聖堂の概要

フライブルク大聖堂の歴史は長く、今から約800年ほど前の1200年にその基礎が完成しました。スイスのバーゼルから職人さんたちを呼び寄せ、最初はロマネスク様式での建築がスタートしました。(そのせいか、バーゼル大聖堂はフライブルク大聖堂と気持ち似ています!)その後、フランスのストラスブールに建てられた大聖堂を見て、憧れを抱いた人々は、それを真似てフライブルク大聖堂をゴシック様式で建てて行くことに方向転換しました。結果、この大聖堂は二様式混在で建てられています。スイスのバーゼル、フランスのストラスブール、ドイツのフライブルク、この三つの地域が昔からいかに関りが深かったかも、良くわかる話ですね。


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フライブルク大聖堂の一番高い塔は、116mもあり、数多くある鐘の中で1258年に鋳造された一番大きな鐘は、フライブルガー(フライブルク市民)たちから「Susannna(スザンナ)」と名付けられ、親しまれています。中世には、この鐘の音は晩に街中の扉を閉める時間を知らせる役割を果たしていました。


中世の大聖堂の役割は、このほかにも多様にあり、皇帝の戴冠や死者の埋葬(教会前の広場が墓地として使われた)等ありますが、一番面白く、また今もその名残を見ることができるのが教会と職人さんたちとの関係です。


2.中世には職人さんたちを統制していた

フライブルク大聖堂に近づくと、その向かって正面左側の足元に刻まれているものがあります。そして、教会の入り口左の側面にも、なにやら跡が沢山ついています。これらは、職人さんたちを統制する「はかり」として使われていました。


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これはパンのはかりです。上に書いてあるローマ数字が、そのはかりが出された年を表していて、その下の丸がパンの大きさです。大聖堂により決められた年次に、決められた大きさのパンを決まられた価格で売らなければ、職人さんたちはひどく罰せられたそうです。これは私の語学学校の先生の解説ですが、決まりを破ると大聖堂の前で手を氷漬けにされて3~4時間拘束された上に石を投げつけられたり、中には殺された人までいるそう。かなり厳しく統制されていたようですね。


年によってパンの大きさが極端に違うのも面白い点です。ちなみに、ローマ数字の読み方は、M=1000、D=500、C=100、L=50、X=10、V=5、Ⅰ=1だそうです。写真じゃ難しいかも知れないけれど、実際に見学した際、ぜひどの「はかり」が何年のものだって読み解いてみると面白いと思います。3つのはかりはすべて、1200~1300年代のものです。


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これは、ホルツ(木材)の束の大きさを示したはかり(丸い方)と、その木材を入れる桶の大きさを示したはかりです。


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そしてこれは、服職人向けに服の袖の長さを示したはかり。(男性用だそうです)


教会と、職人さんたちの濃い関係は、教会の中にも見られます。入って左手のステンドグラス、よく見ると、下の方に、ドイツパン「プレッツェル」のようなパンの模様や、はさみや靴のマークが入っています。


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これは、「プレッツェル」が入っているのでパン職人さんたちが寄贈したグラスだそうです。


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これは、服職人さんたちの寄贈。他にも、職人さんたちのグループには、製粉業者(「Müller(ミュラー)」と言いますが、今一番ドイツで多い苗字だそうです)や絵描き、靴職人や鍛冶職人がいました。


彩豊かなステンドグラスは、見た目の美しさだけでなく、中世文字が読めない人に聖書の教えを口頭で教えるためのツールとして、大切な役割を果たしていたそうです。そのため、グラスには聖書の各場面が描かれています。


3.人間の中に隠れた悪魔

最後に、フライブルク大聖堂の秘密をもう一つだけ。最初の入り口を入ってまだ聖堂の中に入らない外の空間に、たくさんの像がびっしり並んでいるのがこの教会の特徴の一つでもありますが、大半の像は聖書からの模写で普通の人物たちです。ただ、よく見ると変な生き物が一匹だけ隠れています。中央の下から二段目、この猿のような生き物は、「祈りをささげる悪魔」とされています。写真だと少し分かりにくいかも知れませんが、実際に来られた際には面白いのでぜひ探してみてください。


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2017年7月 2日
2017年6月25日
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