海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > ドイツ/フライブルク特派員ブログ

ドイツ/フライブルク特派員ブログ ブン

ドイツ・フライブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


メール プリント もっと見る

今回は、列車で何時間もかけて旧東ドイツのライプチヒを旅行してきました。ライプチヒは、人口50万人ほどの割りと大きな都市で、歴史のある街です。古くは、宗教改革で有名なルターがここで討論(ライプチヒ討論)をしたり、日本では音楽の父として有名なバッハが居住し、この街の教会や音楽学校をメインに活動しました。そのため、ライプチヒには、宗教改革やバッハ関連のミュージアムや他施設等が多いです。


ライプチヒにつくと、まず目を引くのが駅の大きさ。ヨーロッパ最大の面積を有する駅だそうです。ドイツは日曜にはスーパー等の小売店がほぼ閉店してしまいますが、この中央駅の中にたくさんあるお店群は日曜日も開いていたので、ドイツで日曜日にショッピングを楽しめる数少ない一つの場所だと思います。


IMG_0910.JPG

中央駅から、ライプチヒで有名な聖トーマス教会は、歩いてでも行くことができます。この教会はもちろんルター派のキリスト教会で、バッハが音楽活動を行った教会の一つになります。教会の傍にはバッハの彫刻が建っている他、教会内のステンドグラスにもバッハがいます。この教会の向かいにはバッハミュージアムがあり、またこの教会の近くにはバッハ一家が住み込みで音楽教育活動を行ったというトーマスシューレという音楽学校があります。


IMG_0913.JPG

トーマス教会の場所は、下記地図で確認できます。



向かいにあるバッハ博物館は、昔バッハ家の近所に住み、その子供たちの名づけ親になっていたという一家の家だったそうです。入場料は一人10€。ドイツの大学の学生証があれば割引で8€になります。日本語のオーディオガイドもあり、バッハが住んでいた当時の街のこと(構造はほとんど今と変わらない)、バッハ家の音楽家たちが作った音楽、書いた譜面、色々と知ることができます。とても興味深いのでおすすめです。


ちなみに、ライプチヒにはトーマス教会の他にもう一つ主要な教会があり、こちらは聖ニコラス教会といいます。バッハはこちらでも音楽活動を行ったようです。ロマネスク様式の柔らかい内装の教会で、こちらも一見の価値あり、です。ただ、写真を撮るのには2€かかってしまいます。教会の場所は、下記地図で確認できます。



ミュージアムや教会を堪能してお腹が空いたら、バッハゆかりの老舗ドイツ料理レストラン「Auerbachs Keller」でランチを楽しめます。森鴎外も、ここに通っていたようですよ。旧東ドイツは物価が少し安め(例えば、旧西ドイツにもあるチェーンのレストランが、各メニュー1€ちょっと安い。)な印象でしたが、こちらのレストランはあまり物価が安いという印象は受けませんでした。しかし、雰囲気は良く食事も美味しく、大人気のレストランでしたよ。


IMG_0951.JPG

こちらのレストランは、アーケードの地下にあり、その階段の入り口には、ゲーテのファウストのシーンを再現した彫刻が建っています。場所の詳細は下記地図で確認できます。


IMG_0952.JPG

ゲーテの彫刻は、マルクト広場にある市庁舎の裏手にも建っています。ちなみに、この市庁舎内のミュージアムでは、古くからの街の様子(基本的構造が変わっていないことは本当に驚きです。)や、ルターの宗教改革の資料、ライプチヒで活動した他の音楽家のことなどを知ることができます。こちらもおすすめです。


IMG_0960.JPG
IMG_0953.JPG

最後に、ライプチヒの街を一望したければパノラマタワーに上るのがおススメ。3€で一番上まで行くことができます。場所は、下記地図から確認できます。


IMG_0924.JPG

※情報は、すべて2017年10月末時点のものです。



2017年10月31日

さて、ドイツのアーヘンからは、電車で3時間ほどでベルギーのブリュージュに到着します。ブリュージュは、なんと3つも世界遺産がある魅力あふれる土地です。そんなブリュージュの魅力を、4つの切り口に分けて今回はご紹介します。


1.ブリュージュの魅力(1)街歩き

町全体が世界遺産のブリュージュ。あまりにもキレイなので、夜も昼も、歩きまわるだけで本当に楽しいです。下の写真は、ブリュージュで一番有名な写真スポット。場所は下の地図から確認できます。


IMG_0266.JPG
IMG_0269.JPG

この風景の中に見えるのが、ブリュージュのもう一つの世界遺産。鐘楼です。今回はこちらには上りませんでしたが、こちらも夜も昼もとてもキレイです。


IMG_0272.JPG
IMG_0268.JPG

この鐘楼のある広場の街に立ち並ぶ家屋も、カラフルでとても可愛らしいです。


IMG_0273.JPG
IMG_0267.JPG

第三の世界遺産、ペギン修道会の周りには白鳥が沢山いる湖の美しい教会があります。ここも世界遺産の街並みの中。


IMG_0282.JPG

夜も昼も景色を楽しみたいから、ブリュージュに行かれる際には現地に夕方入りして少なくとも一泊されることをお勧めします。寝ても覚めてもきれいな街に、感動しますよ!


2.ブリュージュの魅力(2)運河クルーズ

私たちは、平日に観光に行きましたが、それでもどこの船乗り場もいつも満員で船が出発するほどの人気っぷりです。値段はどこも8€で大差ないようでした。基本はフランス語かオランダ語の解説ですが、希望者がいれば英語でも説明してくれます。北のベネチアと呼ばれるブリュージュに来たからには、ぜひクルーズしたいところです。船乗り場は町中至る所にあるので、好きなところから乗ることができます。所要時間は30分程。


IMG_0278.JPG
IMG_0279.JPG

私たちは、上写真のように市庁舎の裏口にある乗り場から船に乗りましたが、この裏手もなかなか風情溢れるところです。この正面には古くからの魚市場があります。


3.ブリュージュの魅力(3)聖血礼拝堂と市庁舎、公文書館

ブリュージュの市庁舎の傍には、聖血礼拝堂という教会があります。ここには、キリストの血が祀られているとかで、とても神聖な教会です。中の装飾がとても立派ですごいのですが、キリスト教徒の方にとっては特別な場所なようなので、くれぐれも感動の声を漏らさぬように、静かに観光してくださいね。


IMG_0274.JPG
IMG_0275.JPG

近くにある市庁舎と公文書館も、4€で見学することができます。市庁舎の会議室はとても立派なので一見の価値ありです。


IMG_0276.JPG
IMG_0277.JPG

市庁舎も公文書館もそんなに分量はないので、さくっと気軽に観光することができます。


4.ブリュージュの魅力(4)美味しいご飯、スイーツ

ベルギーと言えばムール貝のワイン蒸しとフライドポテトですが、ムール貝はヨーロッパでは1キロ3€しないくらいの破格で売られていることもあるし、ワインもとても安いものがあるので、レストランで20€以上もかけて食べるのはどうかなあと個人的には思います。もちろんワイン蒸しは名物だし、美味しいから楽しみたければそれでよいんだけど、今回は別の名物をいくつかご紹介します。


ブリュージュでもう一つ名物なのは、ハトやウサギ肉を使ったジビエ料理。見た目は大胆だけれども、味はとても繊細で美味しいです。フランスの食文化の影響を強く受けている印象です。


IMG_0271.JPG

ワーテルゾーイ(オランダ語名)という名のチキンスープもとても美味しい。鳥のクリームシチューみたいな名物料理で、最初は魚で作られていたようです。今でも魚と鶏の両方のスープがあるお店もあります。それから、チコリ(小さな白菜のような野菜)もベルギー産のものが美味しくて有名で、レストランではグラタンのメニューをよく見かけます。ほんのり苦みがありますが、トロっとしてこちらもとても美味しい。


IMG_0309.JPG

魚市場のあるブリュージュでは、魚料理も色々と有名です。


IMG_0280.JPG

ベルギーと言えばワッフル。小腹が空いたらサクッと立ち寄って買うことができます。焼きたてのものを販売してくれるから、こちらも熱々でとても美味しい。


IMG_0281.JPG

最後に、ベルギーと言えばチョコレート。ここブリュージュには日本人に大人気の家族経営の美味しいチョコレート屋さんがあります。外国のチョコレートなのに、嫌なにおいがすることもなく甘さもちょうど良くてとても美味しいです。日本人と知るとお店の人は歓迎してくれます。


IMG_0308.JPG

そんな有名なチョコレート屋さん「Dumon(デュモン)」の場所はこちら。



ベルギーはドイツに比べて飲食代が高いですが、その分味のレベルも高いです。ランチに入ったお店がリサーチ不足で、観光地ど真ん中にあるお店に適当に入ったら、グーグルマップの評価が2程しかなく、焦りましたが、それでもドイツから来た私たちにとっては十分に美味しすぎるレベルでした。ただ、やはりお値段もするので、せっかくお金を使うなら事前にしっかりリサーチして美味しいところに狙いを定めていくことをお勧めします。


たくさんの魅力あふれるベルギー、ブリュージュの街。私がこれまでドイツから色々とヨーロッパ諸国を旅してきた中でも有数の完成された観光地だと思います。周辺国を観光する際にはぜひ旅程に入れてみてはいかがでしょうか。


※情報はすべて2017年10月末時点のものです。




2017年10月28日

今回は、休暇中にドイツからベルギーのブリュージュへ電車で旅してきたので、その様子をお伝えしたいと思います。ベルギーのブリュージュ(Brugge)は、私がドイツ語を習っているドイツ人の先生から日本人に人気でとても美しい場所だと聞いていたので、ぜひ旅してみたいと考えていたところでした。聞くところによると、世界大戦中にドイツ軍がブリュージュは美しいからと攻めるのをためらったほど。


ドイツからベルギーへは、もちろん色々なルートがありますが、今回はドイツのオランダ、ベルギーに国境を接する都市、アーヘンAachen)を経由してブリュージュへと向かいます。アーヘンは、ローマ軍の遺跡が多く残り、温泉で有名な都市です。今回は温泉にはいきませんでしたが、アーヘンも見どころ溢れる都市だったので、その観光の様子をお伝えします。


アーヘンに着いたら、まず見に行きたいのが、Ponttorという城壁あと。グーグルマップでアーヘンを調べるとぐるっと環状の城壁跡が表示されますが、今でもその一部が残っています。古い立派な城壁は、リューベックのホルスタイン門にも匹敵する見ごたえです。門が大きすぎて全体像が写真におさまりきらなかったのが少し残念ですが。。。


IMG_0283.JPG

この門の周辺には、学生街らしい値段の安い飲食店が立ち並びます。トルコ系のケバブ屋さんも多いですが、ケバブはドイツで考案されたトルコ料理なのでトライしてみてはいかがでしょうか。ベルギー入りをすると味も価格も一気に跳ね上がるので、物価の安いドイツを今のうちに楽しんじゃいましょう。城壁跡の場所は下記地図で確認できます。



さて、ここから街に向かって歩いていくと、アーヘン名物のチョコレートコーティングされたジンジャーのソフトクッキーの老舗が出てきます。このお土産、地球の歩き方にも載っています。ブリュージュまでの電車が長いので、電車でのお楽しみ用に一袋トライしてみてはいかがでしょうか。スパイスのきいた独特な味は、ドイツでしか味わえないものです。


IMG_0284.JPG

街の中央部には大聖堂がありますが、アーヘンの一番の魅力は、この大聖堂だと思います。外観は普通ですが、中がとにかくキレイ。ドイツでこんなにステンドグラスが大きくて、中の装飾が華美な教会はあまり目にしません。しかも、入場料はタダ。(ただし、写真を撮影するには1€かかります。)


IMG_0285.JPG
IMG_0286.JPG
IMG_0287.JPG
IMG_0291.JPG
IMG_0289.JPG
IMG_0290.JPG
IMG_0288.JPG

アーヘン大聖堂の場所は、下記地図で確認できます。



さて、ここからベルギーのブリュージュまでは電車で3時間。次回の記事はブリュージュの様子をお伝えします。


※情報はすべて2017年10月末時点のものです。



2017年10月27日
2017年10月24日
2017年9月30日
2017年9月30日
2017年9月30日
⇒すべての記事を見る

ドイツ旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■ドイツの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イタリア/シチリア島イタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマエストニア/タリンオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バレンシアスペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスロヴェニア/リュブリャナチェコ/プラハ2チェコ/ブルノチェコ/プラハデンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルン2ドイツ/ケルンドイツ/シュタインバッハドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/レーゲンスブルクノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/カンヌフランス/サンローフランス/トゥルコアンフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • フライブルク特派員

    フライブルク特派員
    ブン
    ドイツ・フライブルクには夫の仕事の関係で2年間滞在予定。旅行好きな夫婦で、渡独以降もヨーロッパ各地、暇を見つけては観光している。最近のヨーロッパ1か月旅行では6ヵか国24箇所を旅した。ヨーロッパでのLCCや格安鉄道、バスを効率的に利用しなるべく予算を抑えた夫婦旅、カップル旅に関する情報に特に詳しい。ドイツで働くべくドイツ語日々勉強中。ご連絡はこちらへどうぞ。 DISQUS ID @disqus_FUoGQZsN3b

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集