アイルランドといえば、やっぱり『聖パトリック・デー』!

公開日 : 2008年03月14日
最終更新 :

 アイルランド、といえばやはり3月17日の「聖パトリック・デー(St. Patrick’s Day)」!。

 この日は、アイルランドで宗教的に大きな貢献をした守護聖人パトリックを記念する祝日です。彼がキリスト教の教えを説くときに用いたと言われる三つ葉のシャムロック(クローバーの仲間)は、今でもアイルランド人にとって大事なシンボルであり、国花でもあります。このシャムロックのついた緑色の「Happy St. Patrick’s Day!」のカードをお互いに送り合ったりもします。

 3月17日が近づくにつれ、街はこのシャムロックの緑色、そしてアイルランド国旗のトリコロールカラー、緑・白・オレンジといった色に染まります。当日は、ダブリン、コークなどの都市部だけではなく、小さな村や街でもパレードがあり、たくさんの人々はパレードを見ようと朝からにぎわいます。この時期にアイルランドに来られる方は必見です!

 しかし実をいうと、アイルランドでパレードはもともと行われていなかったんです。アイルランド系移民がこの聖パトリック・デーを米国などで広め、そこでのパレードがアイルランドでも後に取り入れられるようになったのだそうです(いわゆる逆輸入?)。

 朝からすでに気持ちよ〜く酔っ払ったアイリッシュのおじさんたちや、緑の衣服に身を包み街を闊歩する人たちと一緒に見るパレードはなかなか愉快ですヨ!また、緑色のギネスビールやシェ―クなども特別に販売されたりするので、こういった「限定品」を楽しむのもこの日の醍醐味かもしれません。

写真は去年のゴールウェイでのパレード。おりしもの雨でみんな寒そうですね…。今年は晴れるかな?

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