アイルランドとJ・F・ケネディ
今日はJ・F・ケネディの45回目の命日です。
そう、1963年に凶弾に倒れた、第35代アメリカ合衆国大統領であったその人です。『JFK』というタイトルで映画になったり、宝塚歌劇団で舞台化されたりしたこともあり、歴代のアメリカ大統領の中で、特に印象に強い一人かもしれません。
同時に、彼は“アイルランド系アメリカ人”としても有名です。
J・F・ケネディの父方のひいおじいさんであるパトリック・ケネディは、アイルランド南東部ウェックスフォード(Co.Wexford)の出身、母方も元々アイルランド出身でした。
そういうわけでJ・F・ケネディ自身、アイルランドで生まれ育ったわけではないのですが、アイルランドのルーツを強く持っており、彼の父親がイギリスで大使をしていた頃は、二人でアイルランドを訪れたこともあった、という話も聞きます。
最後に彼がアイルランドを訪れたのは、何と暗殺されるたった数ヶ月前のこと。その時J・F・ケネディはゴールウェイにもやって来ています。ゴールウェイシティにある広場で演説もしました。
ゴールウェイに来たことのある方や、住民なら誰でも知っているココです。たいてい<広場(The Square)>と略されて呼ばれたり、1710年に市長であったエドワード・エアにちなんで<エアスクエア(Eyre Square)>と呼ばれることが現在多いのですが、J・F・ケネディの偉業を称え、1965年より正式名称が『ケネディ記念公園(Kennedy Memorial Park)』になっています。
さて、ケネディ一家の出身地ウェックスフォードには、ひいおじいさんまでが住んでいた家が復元・保存されており、今もケネディ家の子孫たちによって守られています。内部は記念博物館のようになっていて、そこにはケネディ家にまつわる遺品や画像、映像などが展示されているようです。
ケネディ・ハウス(JFK Homestead)
Dunganstown, New Ross
Co.Wexford
Phone: 353 (0)51 388264
営業時間;6月〜8月 10:00am-5:30pm/5月・9月 11:30am-4:30pm
それ以外の期間は、予約が必要
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