夏の珍味、トライしてみる?

公開日 : 2009年08月11日
最終更新 :

 日本同様、四方を海に囲まれているアイルランドなだけあり、夏の海辺は人々が気楽に出かけられる憩いの場となります。夏の期間、特に大西洋に近い海辺の街界隈面では、時々ちょっぴり不思議な屋台が出現することも。

 それは「ウィンクル」売りの屋台。「ウィンクル」というのは小さな巻貝で、日本でもよく海の潮だまりなどでよく岩にびしっとはりついている、タマキビたちの仲間です。和名で「ヨーロッパタマキビ」などと呼ばれることもあるのだとか。

  さて、この“タマキビ”をが屋台で売られているのは、もちろんスナック代わりに食べるためなのです。私がこのウィンクルを買い求めた時、屋台の女の子が小さめのビニール袋にざくっとスコップですくったタマキビをたくさん入れて手渡してくれたのですが、一袋の値段はだいたい2ユーロほどでした。

 「こんな小さいタマキビ、本当 に食べられるのかな」と思いつつ、この小さな黒い巻貝の身をこれまた小さな細い針でほじくって食べてみました。海水の潮味と味付けされた塩味でちょっと塩辛かったです。でも少なくともビールとの相性はばっちり!(笑)

 見た目がちょっとグロテスクに見えるのか、変わった海鮮類に不慣れなアイリッシュの間では好き嫌いがはっきり分かれる食べ物らしいのですが、日本人受けするテ イストのような気がします。実際こりこりした歯ざわりなんかは少しサザエっぽい(?)ですし、一度食べだすと癖(意地?)になり、止まらなかったり。

 もしちょっと怪しげな(?)ものを販売している小さな屋台を見つけたら、挑戦してみてはいかが?

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