「イングリッシュ・ヘリテイジ」、「ヒストリック・スコットランド」、「カドゥー」 1

公開日 : 2009年03月24日
最終更新 :

イギリスの文化財や自然環境を保護する活動を行なっている民間団体ナショナルトラストに続いて、今回は、同様の活動を行なっている政府の機関「イングリッシュ・ヘリテイジ(English Heritage)」、「ヒストリック・スコットランド(Historic Scotland)」、そして、「カドゥー(Cadw)」についてご案内します。「イングリッシュ・ヘリテイジ」はイングランド、「ヒストリック・スコットランド」はスコットランド、「カドゥー」はウェールズに設立されており、それぞれの地域の古代遺跡や古城・修道院などの史跡、カントリーハウスや庭などの管理保護を行う一方、有料、あるいは無料で一般に公開しています。

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一般公開されているアトラクションは、お屋敷や庭が豊富なナショナルトラストに比べると、城や修道院など歴史にも名を残す遺跡が多く、世界遺産に指定されている場所も数多く含まれています。「イングリッシュ・ヘリテイジ」は、ストーンヘンジやハドリアヌスの城壁沿いに点在する古代ローマ時代の遺跡などイングランド各地に400を越える歴史的遺産を管理公開しています。

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「イングリッシュ・ヘリテイジ」が一般公開しているアトラクションは、「イングリッシュ・ヘリテイジ」のウェブサイトのこちらのページから検索できます。地図をクリックして地域を絞り込み、興味のあるアトラクション名をクリックすると、アクセス、オープンしている時期や曜日、時間、入場料金等の詳細がご覧いただけます。

「ヒストリック・スコットランド」は、エディンバラ城をはじめとするスコットランドの300を越える歴史的遺産を一般公開しています。このブログでご紹介したスターリング城と貴族のお屋敷アーガイルズ・ロッジングやネス湖畔に建つアーカート城の遺跡も、「ヒストリック・スコットランド」によって管理運営されています。検索は、「ヒストリック・スコットランド」のウェブサイトのこちらのページから。地図の右に記されている地域名をクリックすると、その地域にあるアトラクションが表示され、さらにアトラクション名をクリックすると、そのアトラクションに関する詳細がご覧いただけます。

「カドゥー(Cadw)」は、「キープ(keep)」を意味するウェールズ語。チャールズ皇太子の皇太子叙位式がとり行なわれたカーナーヴォン城のほか、ウェールズ各地にある120に及ぶ歴史的遺産を過去からキープ(keep)し、未来へ受けわたす活動を行なっています。「カドー」が一般公開している歴史的遺産の検索は、こちらのページから。地域をクリックし、その中のアトラクション名をクリックすると詳細がご覧いただけます。

それぞれのサイトを検索して訪れてみたいなと思う場所を見つけてくださいね。それぞれの団体の詳しい活動について知りたい場合は、以下のウェブページをご覧ください。「イングリッシュ・ヘリテイジ」のサイトには、日本語のリーフレットのページもありました。

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