クリスマスカードには、クリスマス切手を貼って

公開日 : 2009年12月07日
最終更新 :

12月に入ると、そろそろクリスマスカードが各家庭に配達されはじめます。というわが家にも、すでにクリスマスカードの第1便が届いています。そこで、先日、クリスマスカード用にクリスマス切手を購入してきました。毎年、イギリスの郵便局ロイヤルメール(Royal Mail)は、11月から12月にかけてクリスマスの雰囲気を伝えるデザインのクリスマス切手を発売するのです(注:クリスマスカードにはクリスマス切手を貼らなければならないわけではありません。普通の切手でも、料金分の切手が貼ってあれば配達してくれます)。

イギリスの封書に貼る切手には、近年、大型サイズと通常サイズの封書用の2種類ができ、しかも、イギリス全国ほとんどの地域へ翌日配達されるファーストクラス切手(first class stamp 39ペンス)と配達に数日を要するセカンドクラス切手(second class stamp 30ペンス)があっていささか複雑なのですが、一般的なクリスマスカード用に、通常サイズのファーストクラス切手とセカンドクラス切手の2種類を買ってきました。今年のクリスマス切手は、ファーストクラスが聖母マリアとイエス・キリスト、セカンドクラスが天使のステンドグラスのデザインになっています。

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この2種類のほかに、大型サイズの封書には、それぞれ同じデザインのファーストクラス切手とセカンドクラス切手があります。さらに、小包や海外へのクリスマスカード用に、イエス・キリストの父、ナザレのヨセフ(56ペンス)、星に導かれてイエス・キリストの降誕時にベツレヘムへやってきた賢者(90ペンス)、天使にイエス・キリストの降誕を告げられた羊飼い(1ポンド35ペンス) のデザインのクリスマス切手が発売されています。(1ポンドは100ペンスで、現在1ポンドは150円ほどです) 。

ちなみに、クリスマス切手や記念切手は別にして、イギリスの切手のデザインは若かりしみぎりのエリザベス女王の胸像の横顔となっています。

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ファーストクラスとセカンドクラス以外の切手も、すべて同じエリザベス女王のデザインです。値段によって切手の色はそれぞれにちがってはいるのですけれどね。ところで、イングランドとウェールズで流通している紙幣やイギリス全国で流通している硬貨のデザインも、表はエリザベス女王の横顔のデザインで統一されています。そして、紙幣と硬貨のエリザベス女王は、現在の女王のご容貌とは、ずれてきているということで、いささかお年を召されたエリザベス女王の横顔になっているのですが、切手のエリザベス女王は、どうやらずっと即位当時のお若い女王の胸像のままのようです。

閑話休題。郵便局の窓口で聞いたところによると、今週末までに投函すると、世界中のどこでもクリスマスまでにクリスマスカードが届くとのこと。そこで、海外に向けてのクリスマスカードの投函はすでにすませました。イギリス国内へのクリスマスカードの配達は、ファーストクラスなら21日まで、セカンドクラスなら18日までに出せば、クリスマスまでに届くとのことです。もう少し余裕はありますが、ぼつぼつ国内用のクリスマスカード書きに取りかかろうと思っています。

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