北イングランドの街のクリスマス

公開日 : 2010年12月15日
最終更新 :

今年も、クリスマスまで余すところ10日となりました。今回は、「地球の歩き方」海外特派員ブログ今月のお題「クリスマスイルミネーション」とクリスマスマーケットやデパートのクリスマスディスプレーについてお届けします。

北ヨーロッパに位置するものの、ヨーロッパ大陸の国々よりもマイルドで雪も少なめのイギリス。毎年この時期になると、今年はホワイトクリスマスになるかどうかという話題が人々の口の端にのぼりはじめます。ところが、今年は11月末に、まずスコットランドの東部と北東イングランドに冬将軍が到来し、12月に入るとイギリス全国が一面の雪景色に。その雪もやっとおさまったと思ったら、今週末には次の寒波がやってくるとの予想が出ています。

この異例の寒さと雪のためにクリスマスショッピングをする客足が例年の20%減とクリスマス商戦にも影響の出ているイギリスの巷ではありますが、今年も、すでにクリスマスイルミネーションがイギリス各地の商店街を飾っています。わたしたち一家の在住する北イングランドのニューキャッスルでは、11月18日にクリスマスイルミネーションの点灯式が行われました。毎年、著名人が招かれて点灯ボタンを押します。今年は50周年を迎えた世界最長寿のテレビドラマ「コロネーションストリート(Coronation Street)」に出演していた女優トゥピル・ドーグ(Tupele Dorgu)さんによって点灯されました。

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クリスマスが近づくにつれ、ニューキャッスルの街の中心アールグレーのモニュメントの足もとには、コンチネンタルマーケットとクリスマスマーケットが立ちます。コンチネンタルマーケットには世界各国からのストールが並び、国際色豊かな品々を求めることができます。今年は、11月23日から12月5日までの日程で行われていました。その様子は、こちらをご覧ください。

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クリスマスマーケットには、ローカルな品々を売るストールが並びます。地元醸造のビールに、手作りジャムやスイーツ、アクセササリー、革製品、陶器や羊毛製品などなどクリスマスプレゼントには打ってつけの品揃え。開催期間は、12月8日から12日まで。実は、わたしもこのブログ記事の取材がてらクリスマスマーケットの最終日の夜に足を運んだのですが、ほんの少し時間が遅かったためにすでにマーケットのストールでは片付けが行われていました。残念......。

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ですが、クリスマスまでにまだクリスマスショッピングが必要という人のために、街の中心にあるグレンジャーマーケット(Grainger Market)では、12月18日にフェアートレードや美術工芸品のマーケット(Fairtrade and Arts and Craft Market)が開催されます。また、街から徒歩でいけるキーサイド(Quayside)で毎週日曜日に行われているサンデーマーケット(Sunday Market)でも、まだまだクリスマスプレゼントやクリスマス用品のバーゲンが手に入りそうです。グレンジャーマーケットの詳細についてはこちら、キーサイドのサンデーマーケットについての詳細はこちらをご覧ください。

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さて、わたしたち一家が在住するニューキャッスルでクリスマスイルミネーション以外にクリスマスが近づくと人気を集めるのが、街の目抜き通りにあるフェニックス(Fenwick)というデパートのクリスマスディスプレーです。

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毎年、ディスプレーのテーマが変わり、今年は、クリスマスプレゼントの準備をするサンタクロースと小人たち。世界中の子供たちから届いた手紙を読んでより分け、子供たちの要望に応じたクリスマスプレゼントを用意して包装したり、トナカイたちを相手に配送の準備をするようすなどが動く人形たちを使ってディスプレーされています。

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クリスマスショッピングの足を止めて見物する人々でにぎわう間にお邪魔してカメラのシャッターを切りました。ショーウインドーの反射のためにいささか見づらいですが、ご勘弁。

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それでは、皆様も、楽しいクリスマスを!

今回の記事は、ギブソンみやこがお届けしました。

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