今日は、12月25日クリスマスです。イギリスのクリスマスは、24日のイブではなく、25日のクリスマスデーにディナーを食べてお祝いします(日本時間では、すでに12月26日なので、このブログ記事の日付は26日になってますが)。わが家のクリスマスディナーのシェフは、夫のイアン。そして、今年のメインは、ローストビーフ。今日は、その製作過程を実況中継でお届けします。まずは、ビーフをたこ糸でしばり、オーブントレーへ。

あとは、オーブンがあたたまるのを待って放り込むのですが、かたわらで付け合せの準備をはじめます。ローストポテト用のじゃがいもを固めに茹でます。お隣のビンは、ガチョウの脂。この脂でローストすると、ローストポテトがこんがりパリパリに。

こちらは、茹であがったじゃがいもをマッシャーでつぶしているところ。言わずと知れたマッシュポテト。このあと、塩にミルクを少し。さらに、コショーをゴリゴリ。

ローストビーフはときどきオーブンから取り出して、出てきた肉汁をスプーンですくってはかけてやります。美味しくなあれ、美味しくなあ~れ。

このあと、あまり動きがないので、わたしはしっかりお腹を空かせておこうと散歩へ。クリスマスディナーの準備はぬかりなく。クリスマスは家族でいっしょに過ごす日。なもので、ほとんどの人は家の中にこもっていて住宅街の通りには人気(ひとけ)がなくひっそりと静まっています。ところが、わが家の裏手の墓地へ一歩足を踏み入れてみると、

いつもは閑散とした墓地に花を抱えた人影があって人声が聞こえてきます。

お墓にも色とりどりの花々やクリスマスリースが供えられているのを見ると、やっぱり、クリスマスは家族で過ごす日なのだと感じます。

墓地を抜け、再び人っ子ひとりいない住宅地の道を歩いて公園へ。

公園には、まったく人影がないわけではないけれど、いつもの日曜日は、クラフトマーケットでにぎわっている橋もひっそりと静まり、吹きわたる風に木々の梢がかすかに触れ合う音が聞こえそう。

ふだんは、ひっきりなしに車の行きかう車道にも車はまばら。バスも、今日ばかりは全面運休。昨日は日本の大晦日ほどににぎわっていたスーパーも閉店。

なのに、閉ざされた入り口に、「今日、ご注文の七面鳥を引き取りにきてください」なんて看板が......。

1時間ばかりの散歩を終えてうちへ帰ってみると、キッチンには、ガチョウの脂をたっぷりと塗られ、オーブンへ入るのを待っているじゃがいもとパースニップ。

左手のパースニップは、白いにんじんのような姿をしていて、ローストすると、さつまいものような甘みが出る根菜です。スープ皿に入っているのは、マッシュポテト。こちらも表面にこんがりとこげ色がつくまでオーブンに入るのを待ってます。

ダイニングテーブルの上も、いよいよクリスマスディナーの準備が......。

コンロにかかっているお鍋。右手は、グリンピースなんですが、左手の鍋のふたをうっすらと開けて、中をのぞこうとすると、

「こらあーっ! クリスマスプディング蒸してるんだぞお~!」
という怒声が......。
「失礼しました~っ!」

こちらは、ちょうどぶ厚いシュークリームの皮のような感じのヨークシャープディング。ローストビーフには欠かせない付け合せ。わが家はクリスマスディナーには既製品を使いますが、冷凍ものはごわごわしていて食感も味ももう一歩。生のものはしっとり感があってホームメイドの味に近いのです。どうやらビーフが焼きあがったので、ビーフを取り出して、ヨークシャープディングをオーブンに入れてパリッとさせます。

ローストビーフはたこ糸をはずし、お皿にのせてディナーテーブルへ。

さてと、これで、クリスマスディナーが完成。それでは、わが家、これから、このクリスマスディナーをいただきま~す!
(その実況中継は、またのちほど......)
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