ウィローティールームとカーレンスキンク

公開日 : 2014年01月19日
最終更新 :

グラスゴー出身の建築家&デザイナー、チャールズ・レニー・マキントッシュがインテリアデザインを手がけたことで知られるウィローティールーム。

そのメニューをのぞいていたところ、食べものに関しては目ざといわたしの目に、「Cullen Skink served with Rustic Seeded Roll」という何とも魅力的なメニューが飛び込んできたのでした。

「Cullen Skink(カーレンスキンク)」とは地元スコットランドの郷土料理のひとつ、燻製のハドック(タラの一種)とじゃがいものスープ。「Rustic Seeded Roll」って種子類が焼きこまれているリュスティック(Rustic)なのじゃあ? 近ごろのわが家のブームは、まさにリュスティックとスープの組み合わせ。こりゃあ、一度試してみなければと、

やって来ましたウィローティールーム。

一階はギフトショップになっていて、

階段をあがっていくと......

百年ばかり時間をさかのぼったかのようなティールームが迎え入れてくれたのでした。

メニューをひろげ、躊躇なく注文したのは、「Cullen Skink served with Rustic Seeded Roll」

カーレンスキンクは舌触りなめらかでクリーミー。なのに乳製品のくさみはまったくなく主役の燻製ハドックとじゃがいもの味が活きてます。リークとベーコンも入っていました。リュスティックは日本でリュスティックと呼ばれているフランスパンの一種ではなく、やわらかなパン生地のテーブルロールでした。イギリスのパンにしては珍しくきめ細やかでしっとり。トッピングされている種子類はヒマワリ、ゴマ、ポピーシード、それに、フェンネルシードが独特の芳香をそえています。カーレンスキンクもリュスティックもウィローティールームの雰囲気に負けず劣らずの洗練されたお味に大満足。ウィローティールームを再訪することがあったらリピートしたいなと思ってます。

ちなみに、このウィローティールーム、グラスゴーの街に2店舗お店をかまえています。今回訪れたのは1903年にオープンしたオリジナルのお店、

217 Sauchiehall Street, Glasgow, G2 3EX

月曜日‐土曜日 9am-5pm

日曜日・祝祭日 11am-5pm

そして、もう一店舗はグラスゴーの目抜き通りブキャナン・ストリートにあります。

97 Buchanan Street, Glasgow, G1 3HF

月曜日‐土曜日 9am-5pm

日曜日・祝祭日 11am-5pm

アクセスがいいのは、こちらの方かも。それぞれのお店の詳細については以下のウィローティールームのサイトをご覧ください。http://www.willowtearooms.co.uk/

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